アンコールワットへの行き方
アンコールワットを代表とするアンコール遺跡群は、カンボジアのシェムリアップ市近郊に存在します。
シェムリアップへの日本からの直行便はありませんが、ベトナム、タイなどから乗り継ぎ不要の便が出ており、個人で行くことも決して難しくありません。
また、シェムリアップは東南アジアを周遊するバックパッカー旅行でも重要な拠点の一つです。周辺国のタイ、ベトナムからは格安の国境超えバスが出ています。
ここでは、空路と陸路でシェムリアップまでの代表的なルートをご紹介します。
※2018年10月の情報です。
国境超えバスはバックパッカーに人気があります。
カンボジアへの入国にはビザが必要です。
また、カンボジアへの入国にはビザが必要となります。ただし、1ヶ月以内の滞在ではアライバルビザが取得可能であり、 空港や国境で取得が可能です。ビザのルールは頻繁に変わるため、出発前に必ず大使館情報を確認しましょう。
また、経由する国によっては経由国のビザが必要になる場合もございます。
(例)ベトナムからカンボジアへ入り、1ヶ月以内にベトナムへ再入国する場合、ベトナムのビザが必要。
ルートや取得する航空券によって様々なパターンがあるので、ルートが決まったら必ず各国の大使館ホームページで確認しましょう。
カンボジア王国大使館
ベトナム社会主義共和国大使館
タイ王国大使館
ラオス人民民主共和国大使館
空路の代表的なルート
東京(羽田/成田)⇒タイ(バンコク)⇒シェムリアップ
タイ(スワンナプーム空港)を経由するルートです。タイ航空、バンコクエアウェイズ、JALが定期運行しており、本数も多く便利なルートですが、コードシェアではなく、高額になる傾向があります。
東京(羽田)⇒ベトナム(ハノイ)⇒シェムリアップ
ベトナムの首都、ハノイを経由するルートです。全日空がベトナム航空とコードシェアで定期運行しており、乗り継ぎが非常にスムーズです。ハノイで飛行機は乗り継ぐものの、荷物は自動で載せ替えてくれます。
関西国際空港⇒クアラルンプール⇒シェムリアップ
クアラルンプールを経由するルートです。LCCのエア・アジアが定期運行しており、他のルートに比べ非常に安く、時間も短く移動可能です。ただし、国際線でのLCCり利用は、座席が狭い、荷物制限など様々あるのでよく調べてから利用しましょう。
名古屋(中部国際空港)、福岡⇒タイ(バンコク)⇒シェムリアップ
名古屋や福岡、その他都市からはタイ航空とバンコク・エアウェイズの組み合わせが本数も多くおすすめです。また、全日空とアンコール航空の組み合わせも乗り継ぎ時間が少なく便利です。
陸路の代表的なルート
ホーチミン市(ベトナム)⇒プノンペン⇒シェムリアップ
ベトナム最大の経済都市ホーチミンからプノンペンまではバスで6時間、プノンペンからシェムリアップまでは6時間です。本数も非常に多くバスも大型バスのため快適に移動できます。
バンコク(タイ)⇒シェムリアップ
バンコク西バスターミナルからシェムリアップまで長距離バスが出ています。所要時間は12時間程度、途中で経由するところはありません。カオサン通りからも多くのバスが出ています。
パクセー(ラオス)⇒シェムリアップ
ラオスからシェムリアップを目指す場合は、ラオス南部の都市パクセーから目指すことになります。しかし、ラオスルートは出入国の際、少額の賄賂が必要であったり、16時間の長距離のためあまりおすすめとは言えません。
水路の代表的なルート
チャウドック(ベトナム)⇒プノンペン⇒シェムリアップ
メコン川を上流してホーチミンからチャウドックへ。さらにプノンペンへと至る国境超えボートが出ています!難易度は多少高いですがメコン川を下ってカンボジア、ラオス、タイと北上が可能です。メコン川の景色は絶景です。