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アンコールワット観光完全マスターガイド | 行き方から入場券の料金、おすすめの周辺観光スポットまで - 久保の旅行記
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旅ブロガー:久保
アンコールワット観光完全マスターガイド
どうも!カンボジア・ベトナムライターの久保です。
今回はカンボジア旅行のメインディッシュともいえるアンコールワット観光について全力でお教えします。
心してお読みください!
そもそもアンコールワットって何よ
そもそもアンコールワットとは何なのか。
一生に一度は行きたい観光スポットだとか言われてはいますが、アンコールワットが何なのか知っている方は少ないかと思います。
一言で言うと、「昔の王国の一番でかい建物」です。
まとめすぎましたね。もう少し詳しく説明しますと、9世紀から13世紀の現在のカンボジアはクメール王朝といわれる巨大な王朝でした。
その王朝時代に築かれた最大の寺院がアンコールワットなのです。
その時代にはアンコールワット以外にも多くの寺院が築かれており、それらをまとめた“アンコール遺跡群”として世界遺産に登録されています。
アンコールワットの行き方
そんなアンコールワットは現在、カンボジアのシェムリアップという町にあります。
けっこうな割合でシェリムアップと言い間違えている方がいますが、正しくはシェムリアップです。
日本からシェムリアップまでは成田、羽田、関西、名古屋、福岡の空港から飛行機が出ていますが、日本からの直行便が出てないという悲しい事実。
ちなみにカンボジアは入国にビザが必要ですが、事前であればネットでの申請も可能ですし、到着時の取得も可能です。
そして本題のシェムリアップ市内からアンコールワットまでの行き方ですが、大きく分けて2パターンあります。
ツアーで行くか自力で行くかです。
ツアーでGO
世界中から観光客が集まるアンコールワットですので、色んな旅行会社がアンコールワットへのツアーを販売しています。
ツアーの魅力的なポイントはなんと言ってもガイドが付くこと。アンコールワットなどの遺跡を見て回るうえで、歴史に関する知識がないと、ただ写真を撮ってまわるだけになってしまいがちです。
しかしガイドが付いていれば一つ一つの遺跡をより深く楽しむことができます。
しかもツアーであれば広大なアンコール遺跡内の見どころを効率的にまわることができます。
遺跡についても学べて、時間も短縮できて一石二鳥です。
ただそのぶん費用としては少し高くなってしまいます。
会社にもよりますが、車移動&日本語付きのアンコールワット一日ツアーで一人約40~70ドルくらいです。
プライベートツアーだともっと高くなってきます。
自力でGO
予算をなるべく抑えてアンコールワット観光をしたいという方はツアーではなく自力で行くのも一つです。
自力で安く行くとなれば方法は主に2つ。トゥクトゥクかバイクレンタルです。
その場合ガイドは付かないので、ある意味では自由にアンコールワットをまわることができます。
トゥクトゥク
トゥクトゥクとは上の写真にある、シェムリアップのタクシー的存在です。
シェムリアップには流しのタクシーは走っておらず、基本的に移動はトゥクトゥクかバイクタクシーになります。
街中を散策していると1分に1回くらいトゥクトゥクのおっちゃんが声をかけてきます。慣れないうちは怖いかもしれませんが、悪い人たちではないです。
そんなトゥクトゥクでアンコールワット観光に行くことができます。街中で捕まえてもOKですが、料金が決まっているホテルやゲストハウスで頼む方が安心です。
トゥクトゥクでまわるなら、一日で一台約15~20ドルくらいです。
バイクレンタル
これこそまさに自力。バイク、または自転車を借りてアンコールワットに行くこともできます。
バイクレンタルのお店はシェムリアップの市内に多くあり、自転車であればゲストハウスなどで貸し出している場合もあります。
ちなみにバイクは120cc以下は免許不要です。地元の子供でも乗ってます。まぁ120cc以上でも提示を求められることはほぼないですが。
ただバイクを借りる際はパスポートを預ける必要があるので要注意です。
料金はバイクレンタルが1日で約15~20ドル。自転車レンタルだと2~5ドルほどです。
アンコールワット入場券
続いてアンコールワットの入場券について種類と料金、買い方をご紹介します。
上記のツアー料金や移動費とは別で入場券代が必要となります。
そうなんです、なにかと高いんです、アンコールワット。
こちらの入場券はアンコールワット自体ではなく、最初にも説明した“アンコール遺跡群”の入場券となっており、この入場券があれば大小600以上あるとも言われるアンコール時代の遺跡を見ることができます。
入場券の料金と種類
2017年2月に値上がりして、けっこうなお値段になっております。なのに入場者数は減っていないという話を聞きます。
千葉の某なんたらランドみたいですね。
気になるお値段ですが
種類 | 料金 | 期間 |
---|---|---|
1日券 | 37ドル | 当日のみ |
3日券 | 62ドル | 1週間有効 |
7日券 | 72ドル | 1ヵ月有効 |
となっており、上記の通り3種類の入場券があります。 3日券だと購入から1週間有効でその間に3回アンコール遺跡を訪れることができます。7日券も同様で有効期間は1ヵ月です。
入場券の売り場と買い方
これかなり重要な情報なんですが、アンコールワットのチケット売り場は遺跡の入口とは少し離れた場所にあります。
直でアンコール遺跡を目指してしまうと、遺跡を見る前にチケットチェックで門前払いとなりますのでご注意ください。
チケット売り場はアンコールワットから車で15分ほど離れた、ソカシェムリアップリゾートというホテルの近くにあります。
入場券は写真付きになっておりその場ですぐにとってくれます。せっかくなので笑顔で撮りましょう。
支払いに関してはクレジットカードでの支払いも可能ですが、機械トラブルでカードで払えなかったという話も聞いたことがあるので、念のため現金を用意していれば安心です。
アンコールワット観光の注意点
さて、アンコールワットへの行き方も決めて入場券の買い方も分かったら、あとは行くだけ。
ここでアンコールワット観光をする際の注意すべきこといくつかご紹介します。
日差し・暑さ対策
実体験から言います。カンボジアの日差しは殺人的です。特に11月~5月の乾季はおそろしいです。
遺跡内でも屋根がないところもあるので、帽子はマストで準備し、日焼けが気になる方は薄手の長袖の羽織れるものがあればベストです。
水分補給もこまめに行って、もし体調が悪くなったら日陰でしっかりと休みをとりましょう。
アンコールワット第三回廊
アンコールワットは外側から第一回廊、第二回廊、第三回廊と、中央に行くにつれて高くなっています。
最も神聖な場所である一番真ん中の第三回廊は、一度に入れる人数が決まっており、入場時に待たされる可能性があります。
また、1ヵ月に4日ほどある仏日とよばれる日には第三回廊には入場できませんので、事前に調べておきましょう。
お坊さんには敬意を
アンコールワットなどの寺院を観光しているとオレンジ色の袈裟に身を包んだカンボジアの仏僧を見かけます。
珍しいからと勝手に写真を撮ったりしないようにしましょう。上の写真は許可を得て撮影されたものです。
また、女性から仏僧に触れたり、話しかけてはいけないとう戒律もあるので、気を付けましょう。
アンコールワット以外の周辺遺跡
さてさて、アンコールワット観光についてざっとご紹介しましたが、せっかくアンコールワットに来るのであれば、周辺の遺跡も見ないと損(チケット高いし)なので、アンコールワットと併せて訪れたい遺跡をご紹介します。
アンコールトム
アンコールワットに次いで人気の遺跡がアンコールトムです。少しややこしいのですが、アンコールトムの中にもいくつか遺跡があります。
上の写真はアンコールトムの中心遺跡のバイヨンという寺院です。
バイヨン以外にも大規模な遺跡がいくつかあり、じっくりと時間をかけてまわりたい遺跡です。
タプローム
遺跡に絡みついたガジュマルの木が印象的なタプローム遺跡。他の遺跡とはまた違った独特の雰囲気をかもし出しています。
タプロームもアンコール遺跡に行った人のほとんどが訪れる定番の遺跡の一つです。
同じ入場券でいけるおすすめの郊外遺跡
そして、意外に知られていないのですが、アンコール遺跡のチケットで行ける遺跡の中には、アンコールワットとは離れた場所にある遺跡も含まれています。
せっかく高い入場券を買うのであれば、色んな遺跡を巡りたいですよね。
ということで、3日券を買おうと思っている方におすすめの郊外遺跡もご紹介いたします。
バンテアイスレイ
シェムリアップの市内から車で45分ほどの場所にあるバンテアイスレイ。
ここには誰が名付けたのか「東洋のモナ・リザ」と呼ばれるほど美しいレリーフがあります。現在は修復工事の関係で間近では見れませんが、離れた場所からでもその美しさを見てとることができます。
クバールスピアン
クバールスピアンは山の中にある遺跡で、シェムリアップの市内からは車で1時間ほどです。
山の中に流れる川岸に遺跡が彫られており、カンボジアの自然を感じながら遺跡も楽しめるというおすすめスポットです。
ロリュオス遺跡群
ロリュオス遺跡群は、シェムリアップの市内からだとアンコールワットとは逆の方向にある遺跡群で、シェムリアップの市内からは車で30分ほどです。
遺跡群と名付けられているとおり、ロレイ、プリアコー、バコンという3つの主要な遺跡からなっています。
まとめ
いかがでしたか。これでアンコールワット観光の準備はばっちりですね、きっと。。
旅程を組み立てるのは旅のだいご味の一つです。この記事を参考にしながら何日券を買うのか、ガイド付きツアーで行くのか、などなど決めて頂ければと思います。
下記にしれっとおすすめのアンコールワット日本語ガイド付きのツアーを載せておくので、スケジュール感などの確認等に見てみてください。
何はともあれこの記事をご覧になった皆さまのカンボジア旅行が素晴らしいものになるよう願っております。(本当に)