ラン魚の油鍋って何だ！？「Cha Ca La Vong」 - ホーチミンオススメのお店

ラン魚の油鍋って何だ！？「Cha Ca La Vong」

最近では、ホーチミンにいれば、ベトナム各地のお料理を食べさせてくれる食堂やレストランが増えてきました。 今回は、ハノイの名物料理の一つである「Cha Ca La Vong」（チャー・カー・ラ・ボン）のご案内です。 「Cha Ca La Vong」はお料理の名前であって、お店の名前でもあるんです。 その名物料理とは、雷魚の油鍋！ ハノイを旅した方なら、味わった経験をお持ちかも知れませんが、ホーチミンでは、知らない人も多いでしょう。 そうです、ホーチミン市において、雷魚の油鍋を食べられるレストランなどほとんどないので、しっかりと調べてみましょう。

「Cha Ca La Vong」はどこに行けばいいの？

「Cha Ca La Vong」は、ホーチミンの中心部、グエンフエ通りとパスター通りを結ぶトン・タット・ティエップ通りにあります。 ホーチミン像が終点（始点？）になっている、歩行者天国から歩いてもすぐのところにあります。

ラン魚の油鍋ってどんな料理なの？

チャー・カー・ラ・ボンは、味付けした魚を炭火で焼いて、油で揚げた料理です。 ハノイの名物料理の一つとされています。 ハノイ旧市街のチャーカー通り14番にある、ドアン家の秘伝として守られてきた料理だそうです。 秘伝と聞くだけで、なんだか食べてみたくなってきますよね。 調理方法は、通常、骨が少なく風味の良い魚の、ベトナム語でカー・ラン・チャムと発音する、ラン魚（ナマズ目ギギ科の一種)を揚げて作ります。 日本語の案内書では、雷魚の料理として紹介されますが、チャー・カー・ラ・ボン専門店で使われている魚は、ラン魚となります。 しかし、代用として雷魚を使うこともあるのですが、この場合は小骨が多くて、ラン魚と比べても味は落ちるそうです。

「Cha Ca La Vong」ってどんなレストラン？

店の名前が「Cha Ca La Vong」で、出てくる料理も「Cha Ca La Vong」。 そうです、「Cha Ca La Vong」の専門店なんですよ。 テーブルで待っていても、出てくる料理は「Cha Ca La Vong」しかないんです。 本場ハノイにある老舗で、「Cha Ca La Vong」というお店があるのですが、そこの支店なのでしょうか。 メニュー内容も同じような感じですね。 お店に入ると、注文するのは、「Cha Ca La Vong」のみです。 テーブルの上に置かれたコンロを使って、目の前で調理しながら食べるんです。 ラン魚の白身と青菜の油炒めを、ブン・ネギ・胡麻せんべいのかけら・ピーナッツなど一緒に、マムトム（海老の魚醤かな？）を混ぜていただきます。 それぞれの量を調節して、お好きな味にして食べます。 マムトムは、かなりクセのあるお味ですが、日本の塩辛がOKなら大丈夫でしょう。 それでも苦手なようでしたら、漬けダレはニョクマムに変えてもらいましょうね。

ラン魚の油鍋ってどんな味？美味しいのかな

ラン魚とは、淡水魚の中でも大きめの川魚です。 ベトナムではハノイの名物料理として有名ですが、観光客の皆さんには、ちょっとクセのある匂いが気になるようですので、油鍋にしていただきます。 下ごしらえを済ませたラン魚の切り身を、目の前のコンロで、香草と一緒にお鍋で焼いていただくのですが、これが病みつきになる人も出てくる美味しいさです。 油鍋で炒めたラン魚は、香草と一緒に漬けダレのマントムにつけて食べます。ベトナム麺のブンと一緒に食べれば、更に美味しさアップですね。 淡白なお味ですが、クセもなく、とても食べやすい料理です。

「Cha Ca La Vong」のメニューって何があるのですか？

「Cha Ca La Vong」のメニューは一品のみです。 ラン魚の油鍋のメニューしかありません。 お客様も、鍋好きの地元のベトナムの方から、どこかで情報をゲットしたような外国人観光客まで様々な方が訪れています。 フォーや春巻きといったベトナムの定番料理はもういいかなって時は、「Cha Ca La Vong」のラン魚の油鍋はいかがでしょうか。

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まとめ

今回は、「Cha Ca La Vong」のラン魚の油鍋のご案内でした。 ホーチミンでは、まだまだ珍しいメニューなのではと思います。 ハノイの名物料理と言うことでもありますし、一度は試してみたい料理ですね。 ラン魚の油鍋、ちょこっと気になるようでしたら、是非、「Cha Ca La Vong」に行って食べてみてくださいね。