Le Maleaux(ル・マルロー) - シェムリアップオススメのお店

ここはパリの路地?!パリっ子の気分になれるフレンチレストラン

プチ・フランス気分が味わえるブラスリー『Le Malraux(ル・マルロー)』をご紹介

カンボジアは19世紀後半から約90年間、フランスの支配を受けました。そのため、現在でも植民地時代の面影が残っています。 建物では美しいコロニアル建築、食べ物ではフランスパン、“東洋のパリ”と呼ばれていたのがわかります。
フランス人の移住者多いためか、フレンチレストランも街中でいくつか見かけることでしょう。 今回は、そんなシェムリアップのフレンチレストランの中で、プチ・フランス気分が味わえるブラスリー『Le Malraux(ル・マルロー)』をご紹介します!

フォトジェニックな路地

ル・マルローはアンドレ・マルローにちなんで名付けられました

みなさんは、「アンドレ・マルロー」という方をご存知でしょうか?20世紀中期に活躍したフランスの作家で数々の著作を残し、のちにド・ゴール政権下で文化担当国務大臣を務めた政治家でもありました。
しかし、1923年、彼はカンボジアに訪れた際にアンコール・ワット遺跡群のひとつ「バンテアイ・スレイ寺院」でレリーフを盗み、逮捕されたという経歴も持っています。 ル・マルローはアンドレ・マルローにちなんで名付けられました。

ル・マルローは、もともとシェムリアップの繁華街パブストリートの入り口の角にあり、シェムリアップの移り変わりをずっと見てきた存在でした。 しかし、2017年にオールド・マーケットエリアにある路地に移転しました。
「なぜ、そんな目立たないところに移転したの?」と思ったのですが、その路地に入ってみたら、そんな疑問は吹っ飛びました。

その路地は、まるでパリの路地に迷い込んでしまったと思わせるぐらい素晴らしい場所になっていました。フォトジェニックなその空間は、みなさんも絶対に撮影したくなると思います。

Le Malraux(ル・マルロー)のフォトジェニックなその空間

花や緑に囲まれたテラス席

Le Malraux(ル・マルロー)

何にもなかった薄暗い路地を、ル・マルローがオシャレに変えました。明るい日差しが差し込む路地には、色とりどりの花や活き活きとした緑が飾られていて、日光を浴びて輝いています。
ル・マルローの外壁が白、ドアが黒とシンプルなため、その植物たちがよく映えます。 そして、路地にセットされたテラス席のイスが赤、青、黄色などのビビッドカラーなので、さらに雰囲気を明るくさせています。

Le Malraux(ル・マルロー)レストラン内部

テラス席がとても魅力的なのですが、暑さと日差しが気になるかもしれません。
そんな方は、店内席がありますので心配ありません。アンティークの家具や雑貨で飾られた店内は、シェムリアップにいることを忘れてしまいそうなくらいオシャレです。 アジアンテイストの物も上手く取り込んでいて、料理が運ばれてくる間も夢中で店内を見渡してしまうでしょう。

夜のディナーはロマンチックに

Le Malraux(ル・マルロー)パテ

ル・マルローでは、本場のフランス料理と伝統的なクメール料理がいただけます。どちらの料理もアートのような美しい盛り付けで、食べるのがもったいないくらいです。
まず、オススメしたいのが自家製の豚肉のパテです。カンポットで採れたグリーンペッパーが効いていて、一緒に提供されるパンがいくらでも食べられてしまいそうな美味しさです。 また、さっぱりとした前菜ならバナナの花のサラダはいかがでしょうか?竹の器に盛られたサラダは独創的でインパクトがあり、気分も上がります。
メインは絶妙な火加減で焼かれたテンダーロインステーキや鴨のコンフィ、さまざまなスパイスで味付けされた白身魚のソテーなど、食欲をそそられるメニューが揃っています。 デザートもとても評価が高いので、食後もしくはコーヒーのお供にオーダーしてみてくださいね。

Le Malraux(ル・マルロー)のサラダ

また、日替わりメニューにも注目してください。地元で採れた新鮮な野菜やチーズなどを使用し、シェフが毎朝市場で選んで仕入れた状況によって日替わりメニューを考案します。
ぜひ、ウエイトレスに訪ねてみましょう。 チョークボードに書かれた日替わりメニューを紹介してくれますよ。カンボジアの物価からすると、ル・マルローの価格は少々高く感じるかもしれませんが、サービス、料理、雰囲気などを合わせると、間違いなく見合った価格だと思います。

Le Malraux(ル・マルロー)の魚料理

また、日替わりメニューにも注目してください。地元で採れた新鮮な野菜やチーズなどを使用し、シェフが毎朝市場で選んで仕入れた状況によって日替わりメニューを考案します。
ぜひ、ウエイトレスに訪ねてみましょう。チョークボードに書かれた日替わりメニューを紹介してくれますよ。カンボジアの物価からすると、ル・マルローの価格は少々高く感じるかもしれませんが、サービス、料理、雰囲気などを合わせると、間違いなく見合った価格だと思います。

また、ディナーの時間帯には路地に灯りが点いて、とてもロマンチックな雰囲気になります。 スペシャルな夜を過ごすにはピッタリの場所でしょう。実際、ル・マルローを訪れた旅行者カップルが、結婚のプロポーズをしたというストーリーもあります。
美味しい食事とステキな思い出づくりに、ぜひ訪れてみてください。

Le Malraux(ル・マルロー)のガーデン席

Le Malraux(ル・マルロー) - 店舗情報

店舗名: Le Malraux(ル・マルロー)

電話番号:012 229 826

営業時間:毎日 7:00〜23:00

定休日:なし

住所:Psha Chas Alley 1, Siem Reap