ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ビルマ料理】を5つ紹介します。
ヒン

ビルマ料理で外せない王道が『ヒン』でしょう。ざっくりと分類するとカレーに当たる『ヒン』は少量のスパイスと一緒に野菜や肉類を油で煮込む料理です。
白飯と合うという点はカレーと一緒。インドやネパールの影響も受けていることからチャパティやナンと一緒に食べるレストランも多く出店されています。下記で紹介するタミンジョー(炒飯)と合わせて、筆者がおすすめするビルマ料理です!
ミルクティー

以外にもミャンマーで大流行しているのが『ミルクティー』です。ローカル食堂では平日の昼間からたくさんの人がマグカップ片手にミルクティーをすする姿をあらゆる場所で見かけます。空港のお土産ショップにはミルクティーの粉末パックが売られているほど。癖がなく飲みやすい味わいです。筆者も仕事をしながら愛用しています。
ミルクティー専門のお店もあります。1杯500ks(20円)。砂糖と牛乳を巨大な中華鍋で温めて、タンブラーに入れられた濃厚なお茶と混ぜるシステムです。ミャンマーの夜は冷えるため、冷えた体を温めるマストアイテムです。
シャンヌードル

ライスヌードルに砕いたピーナッツ、茹でた野菜と辛く味付けした肉類を乗せたミャンマーで愛される麺料理の一つです。お店によって具材や調味料が大きく異なる点がおもしろい。
日本で言うところのラーメンのような存在でしょうか。また、シャン地方とそれ以外で、使用される麺の種類も大きく変わります。ローカルでは1,500ks(約105円)、高級レストランでも2,500ks(約175円)程度の価格で味わうことができます。
タミンジョー

いわゆるチャーハンのことです。中国と隣接していることから中国の文化も大きく影響を受けているミャンマー。ダウンタウンの中心部には『チャイナタウン』と呼ばれる区域があり日夜多くの観光客が酒を飲み明かしています。
タミンはご飯、ジョーは炒めるを意味しています。日本人が好んで食べるチャーハンよりも少々薄い味付けです。決定的な違いは油の使用量に現れています。ビルマ料理はもれなく油を多用しますが、チャーハンにおいても例外にもれず大量の油を使用しています。
味付けは基本的に薄め。魚醤(ナンプラー)のような調味料で味を整えるのが主流です。また、刻まれた野菜の大きさが若干大きいなどの特徴もあります。
カウスエ・ジョー

炒めるという意味を持つジョー、そしてカウスエは麺という意味です。通常の焼きそばにカレー風味の油をかけた麺料理が『カウスエ・ジョー』。カレー風味の油は白ご飯にかけて食べても美味しいです。麺は太麺が主流です。

屋台では料理している姿を目の当たりに。熱気と匂いがヤンゴン市街を駆け巡ります。
まとめ
現地ライターおすすめのビルマ料理は、ヒン料理です。ほぼカレー。ホテルやレストランで提供されるヒンは癖がなく食べやすい印象。どなたでも楽しめるビルマ料理だと思います!
以上です!ビルマとは、ミャンマーの旧称です。今でもビルマ料理やビルマ語などの呼称に使われています。タイや中国、インドなどの独特な食文化が発展した国に囲まれたミャンマー。様々な国の食文化が融合したビルマ料理をぜひ!