ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

ミンガラーバー!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ミャンマーの伝統的な衣装ロンジー】について解説します。

ミャンマー人のスタンダード?あのズボンみたいな服装ってなに?

ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

ミャンマー人の服装について解説します。ミャンマーは年間を通して気温が高く、もっとも過酷な暑さが続く暑期では日中の温度が37度を越すときもあります。一方換気では日中の温度が30度を超えますが、夜になると急速に冷え10度を下回るときもあります。

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そのためミャンマー人の多くは長袖を着用します。特に山岳地域の住民は厚着をするときもあり、ほとんど肌の露出は控えている様子です。マラリアやデング熱を媒介する蚊が多く発生する地域ですから、理にかなった服装といえます。

ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

上記の画像のお兄さんはマンダレーで出会ったタクシードライバーです。この日の朝の温度は15度。昼にかけて30度を超えますが、長袖長ズボンが標準的です。筆者は半袖短パンでした。

ロンジーってなに?どんな人が巻いているの?

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ロンジーとはミャンマーで日常的に着られている伝統的な民族衣装です。様々な柄の布を筒状に縫い、腰に巻き付けて着用します。男性は余った布を正面で結び、女性は布の端を脇に折り込んで固定します。

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ロンジーの柄やデザインの数は膨大です。民族の数だけデザインがあると言われています。ビルマ族の代表的なロンジーの柄はアチェイと呼ばれる波模様です。

ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

ミャンマーのテインセイン元大統領と麻生太郎氏の会談の様子です。日本人である麻生氏はスーツを着用しています。ミャンマー人のテインセイン氏は伝統衣装であるロンジーを着用しています。

ロンジーはミャンマーの伝統衣装でありながらフォーマルな場面でも着用されます。式典や伝統的な行事では外せない正装です。

ロンジーはどこで買えるの?日本人も着用していい?

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ロンジーはミャンマー国内の売店で入手することができます。1着あたり6,000ks(約420円)から、寄贈品は15,000ks〜(約1,050円)から購入することができます。

ミャンマー歴が長い日本人の方はロンジーを着用しています。郷に入れば郷に従えということわざ通り、ミャンマー伝統の衣装を身にまとうことで親しみが深くなることでしょう。足まで隠すことができるため蚊よけにもなりますし、薄手て風通しがいいため濡れてもすぐに乾くというメリットがあります。また、柄によっておしゃれを楽しむことができるとのことです。日本人のネクタイのような感覚でしょうか。

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その一方で、上記のタクシードライバーのお兄さんの格好にもあるようにロンジー=ダサいと思っている若者もいるとの話を現地の方から聞きました。日本で例えるとスーツを着ている人=社会に魂を売った働きアリ、のような風潮だと思います。

まとめ

ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

ロンジーについて紹介しました。ロンジーのメリットはいくつかあるようです。日本人の友人が着用していたので感想を聞いてみたところ「とにかく涼しい」という返答が返ってきました。

ミャンマー男性はスカートを履く!?伝統巻きスカートロンジーをご紹介

ロンジーは薄い素材なため風通しがいいとのことです。ですがトイレなどの際に着脱がめんどうくさいというデメリットもあるそうです。ご旅行の際はロンジーを購入してミャンマーの伝統を疑似体験してみても楽しいと思います。ロンジーの無料貸し出しを行っているホテルやホステルもありますので、レセプションや受付にてお尋ねください。

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