ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ミャンマーにおけるチップ文化】を現地で暮らすライターがリアルな視点で解説します!
「ミャンマーのチップ事情ってわからない・・・」
「どのくらい渡せばいいの?」
「誰にいつ渡せばいいの?」
これらの声に答えることができる記事になっていること間違いなし!是非最後までお読みください!
チップってなに?日本にない文化!
そもそもチップとは何を指すのでしょうか。ミャンマーを含む海外諸国は、サービス業で働く労働者の賃金にチップが含まれています。つまり、給与自体がチップをもらうこと前提に計算されているのです。
ウエイター、ウエイトレス、ベルマン、ドアマンといった、チップを多く受け取る部署の従業員は賃金が低く設定されているとのことです。
ミャンマーのチップはどんな時に渡す?
東南アジア3ヶ国しか経験がない僕ですが、今まで渡した場面は、
- スパなどの施術系のマッサージ師
- 荷物を部屋まで届けてくれたホテルマン
- タクシーを拾ってくれたそういう感じの人
- 大量の買い物をした後でタクシーまで輸送してくれたショップ店員
- ベッドメイキングされていた場合
などなど。「ちょっといい気持ちになったな」と感じたらそれは誰かのサービスを受けた証拠。サービスに対して、感謝の念を表す際に渡すものがチップだと覚えておきましょう。
どれくらいの額を渡せばいい?

ミャンマーでチップとして使用する頻度が高い紙幣は、
- 500チャット
- 1,000チャット
- 5,000チャット
の3種類。ほぼ1,000チャットの出番が高い印象です。レートで変化しますが1,000チャットは日本円で約70円です。
ミャンマーで流通している貨幣は紙幣のみ。いつでもスマートにチップを渡すことができるように1,000チャットは貯めておくと後々安心でしょう。ミャンマーに限らずチップ文化がある国では、少額の貨幣が活躍する場面があります。
カフェやレストランなどの飲食店のチップ
カフェやレストランのレシートにサービス料が含まれている場合は、チップがすでに回収されていると認識してOK。その場合でも、お釣りを受け取らずに「Keep」と伝えて去るのも喜ばれますし自然です。
どのタイミングで渡せばいい?
ミャンマーにおけるチップが必要な場面でのチップの渡し方を解説します。
①スパなどの施術系のマッサージ師
チップボックスに入れるorマッサージ師に直接渡します。施術の後にアンケートを取られる場合もあります。その際はアンケートにチップ額を記載します。スパのチップは慣習化しているので必ず渡すようにしましょう。
荷物を部屋まで届けてくれたホテルマン
三ツ星ホテル以上のホテルで荷物を運ばれたときは、スタッフが去るときにチップを渡すようにしましょう。渡すことでその後スマートに過ごすことができます。小銭を渡すのはあまり良くないので、1,000チャットがあると安心です。
ツアーガイドや日本語通訳
ツアーガイドへのチップも慣習化しています。日系旅行会社の日本語ガイドはチップをもらわないことに慣れていますので、必要ではありませんは、英語ガイドや現地での通訳者には渡したほうが無難です。もちろん、ガイドのガイディングに満足したことが前提です。
ベッドメイキング
ベッドの上に置いておくのが無難ですが、絶対に必要なものではありません。毎日ベッドの上に置いていくは面倒なので、チェックアウト時に置いていくようにしています。
ミャンマーのチップ事情まとめ
チップは旅行系サービスで「ちょっといい気持ちになったな」と感じたらチップの出番。双方に気持ちがいい額を渡しましょう。旅行系サービス、スパマッサージが基本です。直接渡す場面が多いですがチップボックスに入れる場合もあります。あくまで気持ちなので、矯正ではありません。
以上です!本内容でも触れていますが、チップは払うものではなく渡すもの。センキューの言葉だけじゃ足りないくらいに感謝の念があるならペイザチップでOKです。
ミャンマー旅行は1,000チャットや500チャットの出番が多いです!ここぞという場面で使いましょう!