ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【水は飲めるの?ミャンマーの衛生環境】について解説します。
「ミャンマーの水はシャワーや歯ブラシの際、口に含んでも大丈夫ですか?」
「レストランなどで供給されるサービスウォーターは飲んでも大丈夫ですか?」
これらの声に答えることができる記事になっていること間違いなし!是非最後までお読みください!
ミャンマーってどんな国?1年を通して暑いってホント?
まずは簡単にミャンマーのおさらいです。インド、中国、ラオス、タイと国境を接する東南アジアに位置するミャンマーは、仏教(上座部仏教)の国と呼ばれています。
千をゆうに超える仏陀の遺品を納めたパゴダを筆頭に観光地が点在しており、歴史的な建造物のほとんどが宗教にまつわるものです。東南アジアの温暖な帯域に位置していることから年中を通して日本の夏のような季節が続きます。
蛇口をひねって出てくるお水は大丈夫?
蛇口をひねって出てくるお水(上水)の飲用はお止めください。上水をそのまま飲用できる国は日本を含め数カ国しかありません。
上水道の整備がままならない東南アジアで、上水道を飲用すると食中毒などの感染症を罹患するリスクが高まります。
シャワーや歯ブラシなどは大丈夫?
シャワーで使用される水および、歯ブラシの際に水を口に含む程度のものであれば健康に害はありません。しかし滞在先のホテルによっては、上水道の整備がままならずサビくさい水が供給される可能性があります。
匂いや風味などで判別し、危険であると感じた場合はボトルウォーターなどで代用することをおすすめします。
レストランで提供されるお水は大丈夫?
レストランやカフェなどでサービスウォーターが供給されることはほとんどありません。日本食の代表格であるラーメン屋『IPPUDO』でさえサービスウォーターの提供はありません。
万が一、供給された場合は口にしないことをおすすめします。提供される水がボトルウォーターの水であっても、容器やグラスの衛生管理がなされていない可能性があります。
ボトルウォーターは大丈夫?
コンビニエンスストアやスーパーなどで販売されているボトルウォーターは問題なく飲用できます。しかしほとんどが硬水であるため体質によっては消化器官が不調になる可能性があります。筆者は下痢に悩まされました。
道端にたくさんのお水があるけど?
ヤンゴン市内のみならずミャンマ全土で見かける不思議な光景の一つに、ウォーターサーバーの街中設置があります。こちらの飲用は余程なことがない限りお止めください。
水の排出口であるプラスティック部分が不清潔である可能性があります。知人は、この水を飲みアメーバ赤痢を発症しました。毒された水が原因になる感染症もあるため、街中での水の飲用はボトルウォーターの購入を強くおすすめします。
体調を崩したらどうしたらいい?
下痢や食中毒など、体調を崩した場合は病院を受診することをおすすめします。ミャンマー最大の商都であるヤンゴンには日本人ドクターが主治医として勤めている『東京クリニック』があります。
海外保険の対象であり、食中毒や下痢、マラリアや狂犬病などの重度な感染症に対する処置を受けることが可能です。ホームページも日本語で案内があるため万が一の時は安心です。
まとめ
上記の点について解説しました!ぜひご参考に!