ミンガラーバ〜!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【「お金を見せて欲しい」とミャンマー人に言われた時の対処法】について解説します。
「ミャンマー人から、お金を見せて、と言われた」
「そのあとしつこくついて来た」
「いつの間にか怪しげな場所にいた」
「それから記憶がありません」
ということにならないように、事前に情報収拾しておきましょう。
ミャンマー人は温厚で優しい!99%は!

林ツイタチ調べではミャンマー人の99%は温厚で優しい人種です。仏教を宗派としており根強い信仰心があることがその人柄をを支えている要因だと思います。さて本題ですが、残りの1%はしょーもないミャンマー人です。1%と表しましたが実際は0.01%程度のものです。
「お金を見せて欲しい」から始まる犯罪被害
ミャンマー大使館に寄せられた、軽犯罪の被害報告によると以下のようなものがあります。
これまでヤンゴン市ダラ地区(ヤンゴン川を挟んだ南側)においての観光案内等のトラブルについて注意を呼びかけておりますが、先月から新たに4件の犯罪被害が発生しており、再び、過剰請求の被害にあう邦人旅行者が増えております。また,過剰請求の他,2件のスリ被害も報告されております。新しい手口としては財布の中の日本のコインを見たいと言って財布を開かせ,数枚のお金を抜き取るケースです。また,ダラ行きのフェリー内でバッグの中から携帯をすられたケースもありました。
この本文から重要な部分を抜粋しますと、
- 新しい手口としては財布の中の日本のコインを見たいと言って財布を開かせ,数枚のお金を抜き取るケースです。
ここです。この記事の中枢でございます。
筆者も実際に声をかけられました!「You have money? Show me COIN.」

実際に僕も声を掛けられたことがあります。場所はヤンゴン市のダウンタウンにあるスーレーパゴダ周辺。上記の写真のように歩道橋は要警戒です。3回ほど通ったことがありますが3回とも声を掛けられました。
- 日本語で挨拶
- 返事をするとつきまとわれる
- 予定や宿泊地を尋ねられる
- ある程度すると「お金を見せて欲しい」が発動
という流れでした。「5円玉が貴重だからぜひ見せて欲しい」という声掛けもありました。
どのように対策すればいいの?

- 財布の中の
- 日本のコイン(硬貨)を見たいと声をかけられ
- 見せていたら
- いつの間にか
- お金を抜き取られていた
細分化すると上記のような被害です。ここまで書いていてお気付きの方もいらっしゃいますが、一方的にミャンマー人からお金を盗まれている訳ではなく、『財布を開くから盗られている』というパラドックスがあります。
『初対面の人に財布の中身を見せる』という、どこからどう見ても不自然な行為が、結果的にお金をスられるという被害につながっています。
対処法は「無視」です。お金を見せて欲しいという要求も奇妙ですが、そこでお金や財布の中身を見せてしまう旅行客も相当奇妙です。当たり前の違和感、当たり前の常識を常に持ち続け「なんか変じゃない?」と思ったら速攻無視を決めこみましょう。
まとめ
「お金を見せて欲しい」という手口の他には、「1ドル札が欲しいのでチャットと交換しよう」という手口もあります。こちらも併せて当ブログで解説予定です!乞うご期待!