ミンガラーバー!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ヤンゴンからのバス移動】について解説します。
ヤンゴンからバスで移動できる場所とは?
日本の1.8倍の領土を誇るミャンマー。ミャンマー最大の省都である『ヤンゴン』以外の地方にも各地に観光地があります。
第二の都市と呼ばれている『マンダレー』やミャンマーの首都が置かれている『ネピドー』、2019年に世界遺産を果たした古都『バガン』、ミャンマーの伝統民族であるシャン族が住む『インレー湖』など、国中に観光地が点在しています。
ヤンゴンから上記の観光地に移動する方法は【航空機】【バス】【電車】の3通りです。
バス移動の大手!『JJExpress』と『Mandalar Minn』を比較してみました!
【バス】で移動する際は、『JJExpress』と『Mandalar Minn』がおすすめです。
- インターネットでサクッと予約可能
- 『アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション/Aung Mingalar Highway Bus Station』発着でわかりやすい
- 運行時間が決められており予定の計画が立てやすい
などのメリットがあります。インターネットで予約ができるため旅行の計画が立てやすく観光客に人気があるバス会社です。
では、どちらのバス会社がより優れているのでしょうか。実際に利用した経験がある現地ライターが【乗り心地やサービス】【就航地】の観点から評価しました!
- ヤンゴン→バガン間を『JJExpress』VIP Class:17,754ks(2020/01/15現在)
- ヤンゴン→マンダレー間を『Mandalar Minn』Business Class:12,000ks
上記のように利用しました。いずれもミドルクラスに当たる席を利用しています。
乗り心地
座席の座り心地やバスの揺れ、車内の広さや空調など、総合的に判断しました!
『JJExpress』の乗り心地

赤と紫のポイントカラーが印象的な『JJExpress』。車内は清潔感があり、隅々まで手入れや掃除が行き届いている印象を受けました。

- ボトルウォーターのサービスあり
- 電源などのアウトレットはなし、Wi-Fiもなし
- 車内の冷房は強め(全バス会社寒いため長袖は必須)
- 休憩は2~3時間に2回

車両内荷物預かり1つまでです。バックパックとキーボードを所持していましたが両方預かってくれました。定義は不明です。
【まとめ】
- ストレスはほぼ無し
- 観光客の利用者が多め(『Mandalar Minn』の項目に記述しますが大きなポイントとなります)
『Mandalar Minn』の乗り心地

会社のテーマカラーは黄色ですが車内はブルー。日本のバスト同じようなデザイン。

- ボトルウォーターのサービスあり
- 電源などのアウトレットあり(万能型)、Wi-Fiはなし
- 車内の冷房は強め(全バス会社寒いため長袖は必須)
- 休憩は1回

特に機能しないディスプレイが付いています。荷物預かりは1つまでと明確に定義されています。しかしJJExpressの時と同様に2荷物OKでした。
【まとめ】
- 電源が確保できる点は嬉しいが、2座席に1つであるため譲り合いの精神が必要。(ハブやケーブルがあると便利)
- 仕事などで利用する現地国民が多いため独特な匂いやマナーやモラルの違いが気になるポイント。
停車地
ヤンゴンから発着しているバス停の数で比較します。かなりの差があることがわかりました。
『JJExpress』

『JJExpress』は8路線。ミャンマー主要観光地のみ就航している様子です。
『Mandalar Minn』

『Mandalar Minn』は幅広い路線数を展開しています。現地国民に欠かせない重要な交通機関として運行していることがわかります。
まとめ
『JJExpress』
- 路線は少ないがミャンマー主要の観光地は網羅している
- 観光客が利用傾向にあるためある程度の秩序やマナーが保たれている
- 料金は12USD、料金がレートによって変動
『Mandalar Minn』
- 路線が多い
- 現地国民が頻繁に利用する
- マナーやモラルの違いから思わぬストレスが溜まる可能性がある
- 料金は12,000ksで固定
以上です!数時間以上かかるロングライドですので筆者は快適さを重視するため『JJExpress』一択です!みなさんのご旅行の参考になればと思います!
JJExpress
https://jjexpress.net/