衛生大国・日本に住んでいる私達。ほとんどの国が、衛生面において日本に劣るといっても過言ではないのではないでしょうか。
タイ旅行に行こう！と思った際に、食事や水は安全なのか、トイレは清潔なのか、衛生面でさまざまな不安が浮かぶはず。
そこで今回はバンコク在住の筆者が、タイの衛生事情について徹底解説！これを読めば、安心してバンコク旅行に行けるはずです。
目次
タイの食事や水は安全なの？
まず気になるのは、その食事の安全性ですよね。結論からいうと、筆者自身はタイの食事でお腹を壊したことはありません。
クンチェーナンプラーという、生エビを使ったサラダに一時期ハマって毎日のように食べていたことがありましたが、それでもお腹を壊しませんでした（私の胃が強靭すぎるのか……）。
ただ、基本的に食事はちゃんとしたレストランでとるようにしています。バンコクではよく炎天下の屋台でフルーツやお寿司が売られているのですが、そういったものには一切手を出していません。
屋台で買うとしても、ガパオライスやパッタイなど、しっかり火が通されているもののみです。
また、タイ料理は日本人にとって不慣れな香辛料が大量に使われているため、そのせいでお腹を壊す人が多いようです。辛い料理への耐性がない人は、胃薬を持っていくのを忘れないよう注意しましょう。
そして水の衛生事情ですが、「水道から茶色い水が出てきた……」なんてことはまずありません。
基本的にどこでも透明できれいなお水が出ますが、ごくまれに「ちょっと臭うかも……」と感じるお水が出てくることがあります。
ちなみに、水道の水は絶対に口に含んじゃダメ。料理の際も、ペットボトルのお水を使うのが常識のようです。そこだけ気をつければ、基本的には安全に過ごせると思います。
バンコクのトイレは清潔？
さてお次は、誰もが気になるバンコクのトイレ事情についてです。
バンコクのトイレは、まずトイレットペーパーをトイレに流すことができません。
トイレの足元に設置してあるゴミ箱に使ったトイレットペーパーを捨てる形式です。それを不愉快に感じる日本人は多いよう。
また、日本のようなウォシュレットはありません。ウォーターガンと呼ばれる、小型のシャワーホースがトイレ脇に設置してあり、それがウォシュレット代わりです。
かなり勢い良く水が噴射されるため、慣れないうちは手がびしょびしょになる可能性があります。
上記2点に関してはかなり不満がありますが、それ以外はバンコクのトイレに関して不愉快な点はありません。
基本的にどこのトイレも清潔ですし、衛生面が日本より著しく劣っていると感じることも少ないです。
ショッピングモールやホテルなどに入っているトイレは当たり前ですがとても綺麗ですし、Terminal 21のトイレなんかは、「日本風」「イギリス風」などトイレごとにコンセプトがあって、いるだけで楽しい空間になっています。
ただ、お寺やナイトマーケットなどに設置してある野外トイレは、衛生面が恐ろしいので筆者もまだ使ったことはありません。
なるべく、大きい施設に入っているトイレを使うように心がけた方がいいかもしれません。
バンコクは意外に清潔だった
バンコクの食事は、基本的にどこも安全だと思います。辛い料理に慣れていないことからお腹を壊す人は多いですが、生モノでも食べない限りあたることはあまりないはずです。
お水も、ペットボトルの水だけを飲むようにすれば基本的には安全。トイレも場所をしっかり選んで使えば、いやな思いはせずに済みます。
バンコクの衛生面は、著しく成長を遂げています。あまり衛生面でビクビクせずに、安心してバンコク旅行を楽しみましょう！
