バンコクにはさまざまな寺院があり、観光スポットとして人気です。今回ご紹介するのは、バンコクのB級寺院として有名な「ワット・スタット」
バンコク在住の筆者が実際に足を運び、その魅力を徹底解剖します!
目次
ワット・スタットとは?
ワット・スタットとは、19世紀初頭、ラーマ1世の時代に建立された寺院です。
美しい壁画と繊細な木彫りの扉で知られており、礼拝堂には黄金に輝く仏像が立ち並んでいます。
あまり知名度が高くないため観光客はほとんど訪れないそうですが、現地の人々が参拝のため足繁く通う、由緒正しき寺院です。
ワット・スタットへの行き方は?
ワット・スタットに行くには、まずMRT「Hua Lamphong(フアランポーン)駅」で下車します。
バスも通っていますが、観光客へのおすすめは手軽なタクシー。徒歩だと30分ほどかかる距離ですが、タクシーだと7分ほどで到着します。
渋滞していなければ、100バーツ(約350円)もかからずに済むでしょう。
ワット・スタットの入場料は?
ワット・スタットに入るには、入場料を支払わなくてはなりません。
タイではタイ人と外国人観光客で料金に差がつけられている施設が多くありますが、ワット・スタットもそのひとつ。外国人観光客がワット・スタットに入場するには、100バーツ(約350円)がかかります。
ワット・スタットに行く際の服装は?
ワット・スタットには、タイの多くの寺院と同じく服装規定があります。
基本的に露出した格好は厳禁。サンダルやハーフパンツ、タンクトップ等の肩が露出される服装もNGです。
女性の場合、なるべく身体のラインが出ない、ゆったりしたマキシワンピース等が良いでしょう。
ちなみにワット・スタットでは露出した格好をしてきた場合、100バーツのデポジットを支払えばスカートのレンタルが可能。100バーツはスカート返却時に返金されます。
ワット・スタットはどんな場所?
ワット・スタットは、本堂をぐるっと囲むように、黄金に輝く仏像がいくつも立ち並んでいるのが特徴です。ところどころに真っ黒な仏像も飾られており、各仏像の前で参拝している人がちらほらいました。
他にも本堂の入り口・出口付近に大小さまざまな石像が飾られており、本堂周辺の散歩も楽しめる寺院です。
工事中だったため本堂の中に入ることはできませんでしたが、本堂にはタイ最大の青銅の仏像といわれている、サカヤムニー仏像が祀られています。高さ8メートルで、6メートルの台座の上に安置されており、もっとも美しい仏像とされているそうです。
巨大ブランコの正体は?
ワット・スタットについて調べると「巨大ブランコ」という言葉をちょくちょく見かけます。
これはワット・スタットの隣に位置している真っ赤なモニュメントのこと。英語で「ジャイアント・スイング」と表記されています。
高さ20メートルを超える、まさに”巨大”なブランコなので、目印にぴったり。柱付近まで近づくと、その高さに驚きます。
昔は実際にこの柱からブランコを垂らし、旧正月の儀式として司祭が水平になるまでこぎ続けていたのだとか。
ちなみにその儀式はあまりにも危険なため、1930年代頃には廃止されたそうです。こんな高いブランコをこげと言われたら、恐怖で足がすくみそうです……(汗)。
ワット・スタットは、楽しい観光スポットだった!
黄金の仏像が立ち並んだワット・スタットも、その高さに度肝を抜いた巨大ブランコも、一見の価値があると思います。
まだ観光客が押し寄せていないB級スポットなので、定番の観光に飽きた人にもおすすめ。
ぜひワット・スタットに足を運んで、楽しい旅の思い出づくりをしてください!
ワット スタット テープワラーラーム
วัดสุทัศนเทพวรารามราชวรมหาวิหาร