バンコクといえば、寺院やマッサージ、ニューハーフのショーが行なわれる歓楽街などが有名ですよね。
ただ、それらは他の観光客もよく訪れる旅の定番スポット。
もし「他の観光客とは違った楽しみ方がしたい!」と考えている場合は、ぜひ「ルンピーニ公園」に足を運んでみてください。
目次
ルンピーニ公園にある池には、水オオトカゲが出没するという噂が。
そこでバンコク在住の筆者が珍獣ハンターになりきって、ルンピーニ公園で水オオトカゲの捜索を行ってきました。その魅力を余すところなくご紹介します。
ルンピーニ公園はどこにある?
ルンピーニ公園は、BTS「サラデーン駅」もしくはMRT「シーロム駅」から徒歩で行くことが可能です。
サラデーン駅からは2〜3分多く歩くことになるので、どちらの駅でも構わない場合はシーロム駅を使う方が便利でしょう。
シーロム駅で下車し、サラデーン駅方面の出口を出たら、裏側にあるエスカレーターを使って上ります。
すると右手にタイの国旗と日本の国旗が描かれた「THAI-JAPANESE BRIDGE」という橋が見えるので、その橋と並行にまっすぐ進みます。
突き当りを右に曲がりまっすぐ進み、突き当りの階段を降りたら目の前に横断歩道があります。その横断歩道を渡れば、ルンピーニ公園に到着です。
ルンピーニ公園はどんな場所?
ルンピーニ公園は、日本でいう日比谷公園や代々木公園のような場所です。広大な敷地にはたくさんの木々や花、広々とした芝生、そして水オオトカゲがいると噂の池が点在しています。
バンコクはお世辞にも空気が綺麗とはいえないので、自然に囲まれ空気が澄んでいるルンピーニ公園はとっても貴重。心も身体もリラックスできる空間です。
いたるところにベンチがあり、仲睦まじく寄り添うカップルや、鳥のスケッチをしているバックパッカーの青年などがいました。
芝生に直で寝転ぶ青年や、屋根付きのベンチで昼寝をしている人もいて、ここだけ時間の流れがゆっくりになったような感覚。
都会の喧騒に疲れたら、ぜひ足を運んでほしい場所です。
水オオトカゲはどこにいる?
さて、お目当ての水オオトカゲ。池の周りを歩いていればすぐ見つかるだろうと思っていましたが、そうもいかず。
なんと筆者、1時間以上水オオトカゲを見つけることができませんでした。
道中で掃き掃除をしていたおばちゃんや、本を読んでいたタイ人男性に水オオトカゲの写真をスマホで見せ、どこにいるのか教えてもらいました。
みんなすぐにピンときたようで、「あそこらへんだよ!」と指を指して教えてくれました。私が行った時は、公園の入り口から1時間以上歩く、かなり奥まった場所の池にいると言われました。
季節等によって、水オオトカゲが集まる場所は変わるかもしれません。水オオトカゲの写真を保存しておくと、人に聞く時に便利でしょう。
水オオトカゲは、かわいくない
そして捜索すること約1時間半、やっと水オオトカゲに遭遇することができました。
私が出会ったのは2匹。1匹は池のほとりで涼んでいて、もう1匹は水中を泳いでいました。私が見た水オオトカゲは、体長1.5メートルくらいかな?
他の観光客も、興味深そうに眺めていました。
個人的には、たまにペロっと出す細長い舌が、とっても気持ち悪く感じました(笑)。水オオトカゲをかわいいと感じる人っているのでしょうか……?
ただ、のろのろとゆっくりした動きだし、人間を警戒する様子もないので、安全だとは思います。
動物が好きな人は、ぜひ水オオトカゲを探してみてくださいね。
ルンピーニ公園で珍獣ハントをしよう!
ルンピーニ公園は自然を楽しむのはもちろん、水オオトカゲと触れ合える貴重な場所です。
バンコクの騒がしさに疲れたら、ルンピーニ公園で自然と動物に疲れを癒やしてもらいましょう。