バンコクときくと、歓楽街が点在する騒がしいイメージを持っている方も多いのではないのでしょうか。
でも実はバンコクには、観光客やタイ人がリラックスしに訪れる、広大な敷地面積の自然公園があるんです。
その名も「ルンピーニ公園」。自然が多く、巨大な池がいくつも点在するルンピーニ公園には、魅力がたくさんあります。
実際に足を運んだ筆者が、その魅力を徹底解説しますね。
目次
ルンピーニ公園は、どこにある?
まずはルンピーニ公園への行き方を説明します。
ルンピーニ公園は、BTS「サラデーン駅」もしくはMRT「シーロム駅」から徒歩圏内です。
MRT「シーロム駅」から行く場合、サラデーン駅方面の出口を出たら、ぐるっと時計回りにまわり、出口の裏にあるエスカレーターで上ります。
日本とタイの国旗が描かれた橋を右手に真っすぐ進み、突き当りを右に曲がります。
まっすぐ進んだ先にある階段を降り、正面の横断歩道を渡ったらルンピーニ公園の入り口に到着。
時間にして3分〜5分ほどです。兵士の銅像が目印になるでしょう。
ルンピーニ公園は、どんな場所?
ルンピーニ公園に入ると、度肝を抜かれるのはその広さ。公園内にも道路があり、あちこちに芝生や池があります。
池の周りをかこむようにベンチが置かれているため、一息休憩をとりたい場合も困りません。写真のような屋根付きのベンチもあり、中には昼寝している人もいました。なんてのどかな時間。
芝生に寝転んでくつろいでいる青年もいますね。「ピクニックしに来たいな〜」と思える空間です。
プルメリアのようなかわいらしいお花もところどころにあり、自然を満喫するのにも最適。
池に近づくと、大量のハトがいました。目の前ではハトのスケッチをするバックパッカーの青年。観光客にも人気の場所のようです。
このルンピーニ公園から徒歩5分ほどの場所に、タニヤと呼ばれるバンコク随一の歓楽街があるのですが、そんなこと忘れてしまいそうなほどのどかな空間。バンコクのギャップに驚かされます……。
さらに奥に進むと、日陰にもベンチが設置されていました。持参したお弁当を食べている家族連れや、仲睦まじく寄り添うカップルの姿がちらほら。
筆者は乗りませんでしたが、あひるボートもありました。池の上でくつろぐのも楽しいかもしれません。
遊具が揃った小さな公園もあったので、小さいお子さんも飽きずに楽しめそう。
ちなみにルンピーニ公園はあまりにも広大なので、すべて回ろうとすると丸一日かかります。あまりに奥へ進むと、帰りが大変かもしれません。入り口付近でも十分楽しめるので、帰りのことも考えながら移動しましょう。
ルンピーニ公園の見所は?
ルンピーニ公園は、自然やお花を楽しんだり、池のほとりでリラックスしたりと、さまざまな楽しみ方があります。
筆者は個人的に、あまり見たことのない動物とふれあえるのが楽しく感じました。
珍しい柄の鳥や真っ白い白鳥のような動物、さらには水オオトカゲに遭遇する嬉しいハプニングまで。多くの観光客が、珍しい動物とのふれあいを楽しんでいました。
動物好きであれば、きっと楽しめる公園だと思います。
旅行に疲れたら、ルンピーニ公園に足を運ぼう
バンコクは見所がたくさんあり、何日いても飽きない場所です。それ故に、旅の後半になると疲れを感じてしまう人も多いはず。
「少し喧騒や人混みに疲れたな……」そう感じたら、ぜひルンピーニ公園に足を運んでみてください。
たくさんの自然や愛らしい動物、リラックスする人々を眺めていると、きっと心が休まるはず。時間がゆっくり流れる場所なので、あなたの疲れを癒やしてくれるでしょう。
ルンピーニ公園は、バンコクを訪れたらぜひ足を運んでほしい場所です。