寺院やスカイバー、エステやスパなど、バンコク旅行に行くとさまざまな観光スポットが目白押しです。
そんな中で、穴場スポットとしてひそかに観光客から人気を博している場所があります。それが「タイの東大」と呼ばれている「チュラロンコン大学」。
「なぜ大学が観光スポット?」と思いがちですが、実はおすすめなのは学食。チュラロンコン大学の学食は、安くておいしい上に、バリエーションが豊富で観光客に大人気なんです!
実際にチュラロンコン大学に足を運んだ筆者が、その魅力を余すところなくご紹介します。
目次
チュラロンコン大学はどこにある?
チュラロンコン大学は、バンコクの中心地「サイアム」駅から徒歩圏内にあります。
BTS「サイアム」駅の6番出口を出て、歩くこと約9分。アンリ・デュナン通りをまっすぐ歩いていくと、右手にチュラロンコン大学が見えてきます。
18の学部と多くの研究施設があり、タイ最大の総合大学であるため、その敷地は広大。緑がたくさんある広々とした敷地内は、初心者はほぼ確実に迷います。
筆者もどこに何があるかさっぱり分からず、最初は迷いましたが、途中で思い立ってグーグルマップを開きました。
そこで「faculty(学部という意味)」と打ち込むと、「faculty of economics(経済学部」「faculty of literature(文学部)」と、学部の地図が一覧でずらーっと出てきたんです!
大学構内に入ったら、グーグルマップを使って行き先を探すのが賢いかもしれません。
チュラロンコン大学
จุฬาลงกรณ์มหาวิทยาลัย
いざ、チュラロンコン大学の学食へ
チュラロンコン大学は、学部ごとに学食があります。筆者はひとまず、一番近くにあった経済学部の学食へ行きました。
経済学部の学食はテラス席もあり、多くの学生がくつろいでいました。お昼時は外したためか、室内の席は人がまばら。
閉まっている店もありましたが、ずらっとさまざまな店が並んでおり、その日食べたい気分のものが必ず見つかりそうです。
値段もほとんどが30バーツ(約105円)と、信じられないくらい激安。筆者が通っていた東京の大学は、定食800円だったのに……と白目をむきそうになりました。
筆者が頼んだのは、米麺が入ったスープ。写真付きのメニューを指差しでオーダーしましたが、どうやら食堂のおばちゃん、少し英語が喋れる模様。
どのお肉入れる?と聞いてくれました。値段はこちらもたったの30バーツ(約105円)
ナンプラーや唐辛子など、タイ定番の調味料が食堂のいたる所に置いてあるので、味を変えるのも楽しいかもしれません。
どこにフォークがあるのか分からずうろうろしていたら、おばちゃんが教えてくれました。総じてみんな親切。
ちなみにこのフォークの隣にある白い機械は、クリーナー。フォーク類を差し込むと数秒で洗浄してくれるため、清潔に使うことができます。
学食で買ったスープのお味は?
さてさて実食。気になるお味ですが、たったの100円ぽっちとは思えないほど美味でした。
たまたま病み上がりで胃に負担のかかるものは食べられないな……と思っていた筆者でしたが、とにかく優しい味わいのスープで、最後まで飲み干してしまいました。
ちなみに他の人が食べているものの中で一番多く見かけたのは、ガパオライスでした。元気な時に来たら次はガパオを食べてみたいと思います!
チュラロンコン大学は、ぜひ足を運んでほしい観光スポット
チュラロンコン大学は、都会のど真ん中にあるとは思えないほど自然が多くて、のどかな雰囲気。
広大な敷地では日向ぼっこをしたりベンチで本を読みながらくつろいでいる学生も多く、リラックスするのに最適です。
学食も美味しい上にコスパ抜群。バンコクを訪れたら、ぜひチュラロンコン大学に足を運んでみてくださいね。