渋滞の多いバンコクでは、電車移動が圧倒的に便利です。そんな時に役に立つのが、「Rabbit Card(ラビットカード)」と呼ばれる、交通ICカード。
日本のSuicaのように事前チャージでBTS(バンコクの電車)に乗ることができ、さまざまな店舗でお得なショッピングも楽しめます。
この記事ではそんな便利なラビットカードの作り方から利用方法まで、詳しく解説してゆきますね。
目次
ラビットカードはどこで作れる?
ラビットカードは、BTSのどの駅でもつくることが可能です。改札の横にチケットオフィスがあるので、窓口で「ラビットカード」と伝えれば伝わります。基本的に改札のチケットオフィスで働いている人は簡単な英語ができるため、コミュニケーションに困ることはありません。
必要な物は以下のみ。
・パスポートなど身分が証明できるもの
・発行手数料80バーツ+初回チャージ料100バーツ
もっと多くチャージをしたい場合は、チャージしたい分だけお金を渡せば対応してくれます。
ラビットカードは「シニア用」「学生用」「一般用」の3種類がありますが、シニア用と学生用は2019年7月現在タイ人のみに発行しているため、観光客は問答無用で黄色の大人用カードを発行されます。
カードの実物はこんな感じ。うさぎの柄がスタイリッシュでかわいいですね。裏側の緑部分にもほっこりするキャラクターが描かれています。
ちなみにラビットカードのチャージは、同じくチケットオフィスで行うことができます。
いくらチャージすれば良いのか気になるところですが、バンコク市内の移動は1日100バーツもあれば十分です(1駅間の電車賃は16バーツほど)。
あまり多くチャージしすぎるのも考えものですが、後述のようにラビットカードはさまざまな店舗で使用可能。Suicaと同じ感覚で余分にチャージしておいても、問題ないでしょう。
ラビットカードの使い方は?
ラビットカードの使い方は、Suicaとほとんど一緒です。改札でタッチすれば、自動でゲートが開きます。
ご覧の通り切符を買う窓口は常に列ができているので、ラビットカードを持っておくと便利ですね。
改札を出る際も同じ用量で、軽くタッチをすればゲートが開きます。Suicaと同じように、財布やスマホケースにしまった状態でも反応します。
チャージ金額が足りなかった場合は?
チャージ金額が足りないのに電車に乗ってしまうケースは、よくあることです。その場合の精算方法は、日本とは少し異なります。
結論から言うと、足りないままでも改札は出ることができちゃうのです。ただ、次回チャージする際に、前回足りなかった分を差し引いた金額がチャージされる仕組み。
なので「チャージ金額が足りなくて改札から出られない!」となることがありません。
ラビットカードは、さまざまな店舗で使える!
ラビットカードはタイのマクドナルドやミスタードーナツ、大手スーパーや人気のタピオカ店など、さまざまな場所で利用可能です。ラビットカードで支払うことで安くなるキャンペーンなども定期的に行っているので、ホームページをチェックするようにしましょう。
筆者も以前、ラビットカードでマクドナルドの支払いをしたら、ちょうどキャンペーン期間中で10%オフになりました。
ちなみにラビットカードはLINE Payとの連携もスタート。スマホから簡単にチャージできるようになったので、LINE Payを持っている人はさらに便利にラビットカードが使えます。
ラビットカードで、バンコク旅行をさらに快適に
ラビットカードを持っていれば、バンコクでの電車移動がとても楽になります。ほかにもさまざまな店舗で支払いができるので、現金を持ち歩く不便さの解消にも。
ラビットカードを上手に使って、バンコク旅行をより楽しんじゃいましょう!