サワディカー!バンコク在住の愛優です。
常夏の国バンコク、日本は寒い冬でも1年中暑く夏を楽しめるのはバンコク旅行の醍醐味ですが、その分日本で暑い時期に悩まされていることに、バンコクでは1年中悩まされるというデメリットもあります。
その一つが虫、特に蚊の対策です。今回はバンコク旅行の準備に大切な蚊の対策方法をお伝えします。
目次
実は怖い?蚊には気を付けて!
日本では虫刺されと聞くと1週間程度かゆみが続きはするものの、とくにそれだけで終わる物ですが、タイではそうもいきません。
というのも、タイでは蚊を媒介して感染する「テング熱」という病気が雨季になると流行ります。もちろん日本でも全くテング熱にかからないというわけではないのですが、そのリスクはやはりタイの方が高くなります。
タイに生息している「ネッタイシマカ」という蚊がテング熱を媒介しているといわれているからです。
テング熱に感染すると高熱が出たり筋肉痛になったりとインフルエンザのような症状が現れます。治療法がないとされており、栄養剤を飲んだり解熱剤を飲んだりして症状が緩和するのを待つしかなくなります。
バンコク市内で買える蚊の対策グッズ
そんなタイなのでもちろん蚊の対策グッズはいろいろあります。
おすすめは写真の虫よけスプレーです。コンビニやスーパー、薬局など、バンコク市内のお店には必ずといっていいほど置いてあるメジャーな商品です。
この虫よけスプレーは、虫よけスプレー独特のつんとする匂いがせず、むしろいい匂いがするので足だけでなく腕や手のような顔に近い場所にも使えるのがありがたいです。
さらに使い心地もさらさらとしているのでとても使いやすいです。
スプレータイプが苦手という方は、同じ商品でシートタイプの体にぬれるタイプの商品もあるので探してみて下さいね。
刺されたらこれを塗ろう!虫刺されの薬
どんなに対策をしていても汗で流れてしまったり、スプレーをするのを忘れて刺されてしまうことはあります。
実は蚊に刺された時に一番効くのは、すぐに流水で流して虫刺されの薬を塗ることです。刺されてすぐ水で流すだけでそのあとの赤みや腫れがかなり落ち着きます。
もちろん日本から持ってきた虫刺されの薬を塗ってもいいのですが、個人的にはタイの蚊にはタイの薬が聞くような気がします。気休めかもしれませんが…。
そこでタイで購入できる虫さされの薬をご紹介します。
一つ目は独特の緑色をした軟膏です。
匂いはかなり清涼感があるレモングラスのような匂いがするのですが、塗った感じは特に清涼感がなく、かきむしった後に塗ってもあまり沁みませんでした。
日本でよく使われている液体の薬と違って乾くまでに少し時間がかかるので、寝る直前や服がこすれる部分に塗るときは乾くまで少し時間を置くようにしましょう。
2つ目はタイガーバームです。
日本では販売されていない、東南アジアを中心に購入することができる軟膏で、万能薬として、肩こりや筋肉痛から、頭痛、鼻づまり、虫刺されなどなど…、どんな症状にも使うことができます。
タイで買って日本で使うという方も多いですし、お土産にも人気の商品です。
もうひとつ、これは虫刺されの薬ではないのですが、ヤードムというスースーとすっきりとした匂いのするスティック状のアロマがおすすめです。
暑いタイで涼しさを感じるためや、鼻詰まりを治すためにタイ人であればだれしも1本持っている物ですが、虫刺されの後に塗る人もいます。
医学的に虫刺されを治す成分が入っていたりするわけではないのですが、日本の虫刺されの清涼感に似たスースーとした感覚がかゆみを和らげてくれるのかもしれません。
日本のおすすめ蚊対策グッズ
日本の蚊対策グッズももちろん大活躍します。
私の一番のおすすめはスプレーを一吹きすると部屋の蚊がいなくなるというスプレーです。大きさも大きくないので持ち運びに便利で、本当に蚊がいなくなります。
夜寝る前にホテルの部屋で一吹きスプレーをすれば、寝ている間に蚊に刺されないことはもちろん、蚊のあの嫌な羽音で目が覚めるということがないというのも嬉しいですよね。
まとめ
今回はバンコク旅行の欠かせない蚊の対策方法についてお伝えしてきました。タイにいる蚊は日本にいる蚊と種類が違うこともあり、どうしても蚊を媒介とする病気が蔓延してしまいます。
日本のように赤く腫れてかゆくなって終わりというわけには行かない場合もあり、そうなるとせっかくの旅行も台無しになってしまいます。
バンコクに旅行に来る際は蚊の対策を忘れないようにしてくださいね!