サワディカー！バンコク在住の愛優です。テレビのバラエティ番組でで取り上げられてから、タイの4月の行事といえばソンクラーンと言っても過言ではないほど、この行事を目当てにこの時期にたくさんの日本人が毎年タイに訪れています。
また、日本でもソンクラーンを模したイベントが行われており、だんだんと認知度も広がってきています。今回はそんなソンクラーンについて、開催日から、ソンクラーンを楽しむポイントまで、ソンクラーンを徹底ガイドしたいと思います。
目次
ソンクラーンとは？
ソンクラーンとは別名「水かけ祭り」とも呼ばれており、街で通行人同士が水をかけあったり、場所によっては道がそのまま会場となり大水かけ大会が行われたりします。誰が誰に水をかけてもいい無礼講のお祭りです。
そもそもソンクラーンとは太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮（おひつじ座）に入る時期を祝う伝統行事です。この期間はタイの旧正月にあたります。もともとは、仏像や仏塔、年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習が受け継がれて、現在のような水かけ祭りに姿を変えたと言われています。
2020年の開催日は決まっているの？
ソンクラーンが毎年4月13日～15日に開催されます。先ほどもお話ししたように、この時期はタイの旧正月にあたり、祝日となります。
2020年も例外なく4月13日～15日の開催が決まっているようです。バンコクは12日の夜から始まる場所があったり、パタヤは19日までお祭りの期間とされていた李と、会場によって開催日が異なる場合もあります。
しかし2019年は水かけ祭りが盛り上がる場所の一つとされているカオサン通りの水かけが中止になるというニュースが出ていました。5月に控えた王様の戴冠式が理由とされていますが、このような理由で突如中止になることもあるので、事前に開催情報をインターネット等で確認してくださいね。
ソンクラーンを思い切り楽しむために①防水対策は万全に
ソンクラーンに参加する際は水にぬれてもいい服装で出かけましょう。冗談や比喩ではなく本当にびしょびしょになります。(笑)また、スマホやカメラといったデバイス類も防水対策をお忘れなく！
防水のスマホをりようしたり、防水機能のないものは必ず防水のケースに入れて持って行きましょう。確実に水没します…。カメラに関しても、カメラを回していると標的になることが多いです。防水機能のあるGoproや防水ケースのあるカメラを使ってください。「カメラが濡れるから水をかけないで！」は全く通用しません…。
ソンクラーンを思い切り楽しむために②水かけ祭りが一番盛り上がる場所へ行こう
ソンクラーンを最大限楽しむコツは、会場を吟味することです。
基本的にどの場所でも水をかけあっているのですが、まるで「水かけ合戦」のように例ねん盛り上がる場所を2つご紹介していきます。
①シーロム地区
一番盛り上がる場所といっても過言ではないのがこのシーロム地区です。シーロム地区には、外国人はもちろん、タイ人も多く集まり、ホースや水鉄砲だけでなくバケツで大量の水をかけてくるつわものもいます。
②カオサン通り
バックパッカーの聖地として知られるカオサン通りも、盛り上がる場所の一つです。こちらはシーロム地区に比べて外国人が多いとされています。カオサン通りはシーロム地区や他のおすすめの場所と比べてアクセスが悪いので、カオサン通り周辺でソンクラーンに参加する予定の方はカオサン通りに宿をとることをおすすめします。
どちらの会場でも、DJブースがでておりDJや歌手が音楽が会場を大いに盛り上げてくれています。
ソンクラーン時期の注意事項①参加の意思がなくても水をかけられる
無礼講の水かけ祭りということだけあって、道を歩いているとあらゆる方向から水をかけられ売ます。一応ルールとして、正装をしている人、ジェスチャーでかけてほしくない意思を表している人、警察、僧侶には水をかけてはいけないというルールがあるそうなのですが、盛り上がった人の前ではあまり意味を成していないようで…。かけられると思っていた方がいいと思います。
間違っても防水機能のないスマホを裸のまま出して操作しながら歩いたりししないように気を付けて下さい。また、この日に移動日を重ねてしまうのも危険です。荷物という荷物が水浸しになってしまう危険性があります。13日～15日は避けて移動するようにしましょう。
ソンクラーン時期の注意事項②準備は万端に！
ソンクラーンに参加するにあたって、準備は万端に行いましょう。まずは持ち物ですが、水に濡れてもいいい服はもちろん、日焼け止めや防水グッズもお忘れなく！
また、ソンクラーンでは水をかけられるだけでなく、水で溶いた白い粉を顔や体に塗られます。これが目に入るといたいので、ゴーグルや花粉症対策の際に使う眼鏡といった対策グッズもあるとより楽しめます。
また、ソンクラーンの時期はソンクラーンというだけでなく、タイの旧正月の期間にあたるので非常にホテルが取りづらくなります。ソンクラーン期間にタイにご旅行を予定している方は、旅程が決まり次第すぐにホテルを抑えるようにしてください。
ここまでソンクラーンを徹底ガイドしてきました。楽しいお祭りなのですが、そのお祭りをより楽しむためには前持った準備も欠かせません。また、水をかけるというお祭り柄、注意することもたくさんあります。お酒に酔った人も町中にあふれる期間なので、防犯という点でも気を付けながらソンクラーンを楽しんでくださいね。
私は今年のソンクラーンは参戦できなかったので、2020年のソンクラーンこそは参戦したいと思っています！どこかで見かけたら声をかけてください！
