【隠れ絶景スポット】バンコク市内を一望できる展望台!黄金の丘「ワット サケット」への行き方をご紹介します!

黄金の丘「ワット サケット」

サワディカー!バンコク在住の愛優です。

バンコク市内にはたくさん寺院があります。有名どころの「ワット・ポー」「ワット・アルン」「ワット・プラケオ」といった三大寺院、きれいなエメラルドの天井で一躍有名になった「ワット・パクナム」…。

限られた日数の中で全部回ることはできないので、ここだけは!というお寺を絞って周りたい。そんな方のために、バンコク市内が見渡せるお寺「ワット・サケット」をご紹介します。

「ワット・サケット」とは?

黄金の丘「ワット サケット」

頂上からバンコクが見渡せる「ワット・サケット」。王都がまだバンコクではなくアユタヤにあった「アユタヤ朝」時代に建てられた、かなり昔からある寺院です。

サケットの名前の由来は、チャオプラヤー・チャクリーというクメール王朝との戦いから戻りトンブリ王朝末期の騒乱を鎮圧した人が、この寺院で散発して“ラーマ1世”の即位式の前にこの寺院で散髪したことからその名前がついたとされています。

バンコクが見渡せる小高い場所にある寺院までの階段は344段。

数だけ聞くと多いように感じるかもしれませんが、一段一段が低くゆるやかな段差の階段で、要所要所には休憩できるようなスペースもあるので登りやすいです。

バンコクを一望できる!「ワット・サケット」の魅力

黄金の丘「ワット サケット」

ワット・サケットの魅力はなんといっても360度バンコク市内を見渡せる頂上からの眺めです。

344段を登り切った後には絶景が待っています。中心地から少し離れた場所にあるので、近くに高い建物がなく、思いのほか遠くまで見渡すことができます。

西側には王宮やワット・ポーといった三大寺院、西側には中心地にそびえたつビル群といった対照的な景色が楽しめるのも魅力の一つです。

黄金の丘「ワット サケット」

また、ワット・サケットの魅力はこれだけではありません。

黄金の丘「ワット サケット」

頂上には高さ80メートルもの仏塔があり、この中には仏舎利が納められているそうです。

毎年11月になるとこの仏塔を赤い布で覆うお祭りが行われ、その間は赤い布に名前を書いてお願い事をすることができ、たくさんの人がワット・サケットを訪れます。

もちろん寺院の中も見どころ満載です。

寺院中央部分には輝く仏様が座っており、4方向からこの場所へ入ることができる少し変わった作りになっています。さらにその周り、寺院の回廊にも、涅槃像をはじめとした大小様々な仏像が並んでいます。

「ワット・サケット」への行き方

黄金の丘「ワット サケット」

ワット・サケットへは近くまで電車が走っていないので、電車の最寄駅からタクシーやトゥクトゥク、バイクタクシーで向かうことになります。

電車の最寄り駅はBTS(高架鉄道)であれば「ナショナルスタジアム駅」もしくは「ラチャティーウィー駅」。MRT(地下鉄)であれば「フアランポーン駅」です。

現在MRTは工事中でフアランポーン駅の先まで線路が伸びる予定なので、フアランポーン駅から先まで運転が始まるともう少し近い場所まで電車で行くことができます。
最寄駅からはメータータクシーであれば50から70バーツほどで行くことができます。

まとめ

黄金の丘「ワット サケット」

今回はバンコクが一望できる寺院、ワット・サケットについてご紹介してきました。

他の有名な寺院に比べて観光客がすくなく、ゆっくりと寺院を楽しむことができるのもワット・サケットの魅力です。

涼しい風の通る寺院の中からゆっくりとバンコク市内の景色を楽しんだり、黄金の仏塔のある屋上で願いを込めて鐘を鳴らしたり…。

バンコクの王道観光ルートではなく、少しいつもと違う観光を楽しみたい方におすすめのスポットです。ゆっくりとした時間をこの場所で過ごしてみて下さいね。