ミャンマー星人の林ツイタチです。東南アジアの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。
この記事では【バンコクの習慣や風習のタブーやマナーについて】解説します!
目次
タイ・バンコクにおける宗派や国民性

美味しいタイ料理、暖かいタイの人々。日本人にとってタイは,大変身近にあり,かつ人気の高い国のひとつで、日本とタイは,1887年に国交を結んでから今年で130年目を迎えます。
635万人が住む大都市バンコクでは寺院や祭壇を頻繁に見かけることでしょう。信仰心が強いタイ人の多くはお参りに来た人ばかりではなく、 ただ通りがかっただけの人でも手を合わせている姿を目にします。
一般的なマナーや風習について

バンコクの文化や宗教的な面でのマナーやタブーについて触れます。
仏教に敬意を払いましょう
タイ人の95%は仏教を信仰しており、国民にとって神聖なものとして認識されています。自分が宗教に関心を持っていなかったとしても、仏教の信仰をぞんざいに扱ってはいけません。
女性は僧侶に近づくことがタブー
お坊さんや僧侶に女性が触れることは戒律で厳しく禁じられています。女性と接触してしまったお坊さんは全ての徳を失うことになり、それまでに積んで来た修行がリセットされてしまうのです。
タイのお坊さんはオレンジ色の布を巻きつけた服装をしているため比較的目立ちます。女性の方は念頭に置いて行動しましょう。
BTS(電車)やMRT(地下鉄)ではお坊さんや僧侶の隣の席に女性が座るのもNG。またこれらの乗り物には僧侶の専用席があります。
旅行における参拝のマナーやタブー

露出の多い格好で参拝はできません
参拝のときにはタンクトップやキャミソール、ミニスカート、ショートパンツ、ダメージジーンズ等の肌の露出の多い服は着てはいけません。
また、ビーチサンダルやヒールの高い靴、サングラス、帽子もNGです。
女性は仏像に触れてはいけません
タイでは女性は仏像に触れることが禁止されています。ただし、仏像に金箔を貼ることは女性にも許されています。
本堂では靴を脱ぎましょう
「靴を脱いでください」という英語の案内板が置かれている場合は履物を着脱しましょう。
仏像よりも高い位置に立ってはいけません
仏像よりも高い位置に立つことは禁じられています。スポットによってはかがんで写真撮影をしなければならない箇所があります。
タイの国民とのふれあいにおけるマナーとタブー
頭を撫でるのはタブー
一番上にある頭は精霊が宿るとされており、身体の中で最も神聖な場所です。
タイではむやみに子供の頭を撫でてはいけませんが、親しい間柄であれば許されるようです。
人に足を向けるのはタブー
身体の一番下にある足は、不浄な体のパーツとして扱われます。そのため足を机に乗せる行為や人に足の裏を向ける行為は大変失礼な行為になります。
ワイをされたら、ワイで返しましょう
ワイとはタイ語で「合掌」の意味を持ちます。日本では頭を下げるおじぎが挨拶ですが、タイでは手と手を合わせるワイが挨拶になります。
基本的にワイをされた場合、ワイで返すことがルールです。また、ワイは必ず年下や身分の低い者からする決まりになっています。
食事におけるタイのマナーやタブー

食器を持ち上げるのはマナー違反
タイでは食器を持ち上げることはマナー違反です。日本ではお茶碗を持つのが当たり前ですがタイではNG。スプーンや箸を使って口まで運ぶようにしましょう。
麺類をすするのはNG
麺をすする行為はタイでは下品な行為として認識されています。ラーメンのような日本食はまだしも、タイの麺料理で音をズルズルと立てることは避けましょう。
食器に口をつけるのはNG
食器に口をつける行為もNGです。トムヤムクンなどのスープに口をつけて飲むことは控えてください。
まとめ
数多くあるタブーやマナー違反。しっかり守って楽しい旅行にしましょう!