「Flying Chicken＝空飛ぶチキン」の名称をもつ、バンコクの有名レストラン「Kra Thon（カトーン）」名称を聞くと、「チキンが空飛ぶ？どういうこと？」とみんなが疑問に思うはず。
そこでバンコク在住の筆者が、「Kra Thon Flying Chicken（カトーンフライングチキン）」に潜入取材！空飛ぶチキンの真相を、徹底解明します！
目次
カトーンフライングチキンへの行き方は？
カトーンフライングチキンは、BTS「Udom Suk（ウドムスック）駅」から徒歩20分、バスで約5分の距離にあります。
徒歩だとかなり遠く感じるので、おすすめは駅前から出ているバスを使うか、タクシーで向かうこと。タクシーなら時間にして3分、60パーツ(約210円)ほどで着きます。
Krua Saap Flying Chicken
กระท้อน (ครัวแสบ) ไก่ลอยฟ้า และคาราโอเกะ
99, 1 หมู่ 2 ถนนบางนา-ตราด Bang Na, Bangkok 10130 タイ
営業時間： 17時00分～1時00分
カトーンフライングチキンはどんなレストラン？
カトーンフライングチキンの入り口では、巨大なニワトリのモニュメントがお出迎え（ちょっと食欲が失せるのは筆者だけでしょうか……）。
中に入って進むと、開けた場所に出ます。ここがレストラン。オープンエアですが屋根があり扇風機がいたるところに置いてあるため、夕方だとむしろ涼しいくらい。
席数はおそらく20席以上あり、広々とした店内は、いたるところにニワトリのモニュメントがある以外はかなりおしゃれな雰囲気です。
一番手前にステージのようなものが設置されてありますが、今は使われていないのか、なぜか子供のおもちゃがたくさん置かれた遊び場のようなスペースになっていました。上方にはスクリーンがあり、バラエティ番組が垂れ流し。
つねに洋楽のポップが流れており、エンターテイメント色が強めのレストランです。筆者が着いたのは午後5時頃でしたが、すでに3組の団体客がいました。かなり人気店のようですね。
カトーンフライングチキンで注文したのは？
カトーンフライングチキンで注文したのは、もちろん一番の名物「フライングチキン」。鶏が丸ごと一匹焼かれるスタイルでサーブされるのに、159バーツ(約560円)とかなりリーズナブルです。
本当にこの値段で鶏がまるごと一匹食べられるの……？と半信半疑になりながら注文しました。
フライングチキン（空飛ぶチキン）の真意が判明！
実はフライングチキンをオーダーすると、サーブする前に簡単なショーをやってくれるんです。一輪車に乗ったスタッフが、もう1人のスタッフが投げたチキンを、口にくわえた串でキャッチするというもの。
ここでチキンが宙を舞う姿が、フライングチキンの由来だそう。ちなみに筆者が頼んだフライングチキンのショーでは、まさかのキャッチ失敗。一輪車に乗ったスタッフが後ろに転倒してしまい、チキンはそのまま地面に落ちて終わりました（笑）。
フライングチキンのお味は？
結局厨房で焼かれたチキンが、直接テーブルに運ばれてきたのですが、思った以上にミニサイズで登場。意外にも1人で食べられそうなサイズでした。なぜか底には紅ショウガが。
ただ、「ニワトリ！！！！！！」感が強めのこの見た目、個人的にはかなり苦手です……（汗）。
勇気を持ってフォークでザクザク切りながら食べてみると、味は抜群！ほろほろに柔らかくて、食べやすい鶏肉でした。セットの甘辛いソースがよく絡んで、おいしかったです。
水がなくなったらすぐに注いでくれるなど、サービスもとっても良くて、また来たいと思えるレストランでした！
カトーンフライングチキンは、一度は行くべきレストラン！
カトーンフライングチキンは、楽しいショーを行ってくれますし（私の時は失敗しましたが）、提供される料理の味も抜群。エンターテイメント性の高いレストランです。
楽しみながら食事をしたい時には、とってもおすすめの場所。ぜひ、足を運んでみてください。
