海外旅行に行く際に気になるのは、その国のコンセントの形状や電圧事情。それらをチェックしてから行かないと、旅行先で思うように家電が使えなかったり、最悪の場合壊れてしまったりします。
今回はタイの電圧・コンセントについて詳しく解説。使える家電・使えない家電もご紹介します。
目次
タイのコンセントの形は?
タイのコンセントは、日本で使用されている形と同じものを含む、計3つのタイプがあります。
1つ目は日本でもおなじみの、Aタイプの形をしたコンセプト。
2つ目は丸い差し込み部分が3つある、B3タイプのコンセント。そして3つ目は、Aタイプのコンセントの棒の形が丸くなった、Cタイプのコンセント。
古いホテルなどでは、Cタイプのコンセントがまだ残っている場合もあるそうですが、バンコクに2ヶ月滞在している筆者は、Aタイプ、つまり日本と同じタイプのコンセントと、B3タイプのコンセントしか見たことがありません。そしてどちらも、同じ充電器が使用できます。
そのため変換プラグなどが必要になったことは一度もなく、日本から持ってきた充電器をそのまま使用できています。
万が一に備えたい人は、100円ショップなどで売っている変換プラグで大丈夫なので、持ち歩いておくと安心でしょう。
タイの電圧事情は?
電圧とは、電気の流れる速さや量のことを指します。実はこの電圧、国によって大きく異なるんです。
タイの電圧は220ボルト。これは日本より高い電圧です。そのため物によっては、変圧器が必要になります。
※変圧器を使うと、日本で使っている家電をタイの電圧でも使えるようになります。
どの家電がタイでそのまま使えてどの家電が使えないのかは、コンセントや充電器、説明書などを読めば一目瞭然。「100ボルト(V)〜240ボルト(V)」といった、対応している電圧の表記があるので、一度確認してみると良いかもしれません。
ちなみに最新のスマートフォンやパソコンは、適した電圧に変換するアダプタが付属しているため、外国でも使用できる可能性が高いようです。
筆者もバンコク内のさまざまな場所で、日本から持ってきたパソコンとスマートフォンをコンセントにつないでいますが、一度も使えなかったことはありません。
タイで使える家電・使えない家電は?
上記の電圧等の理由から、タイで変圧器なしで使える家電と、変圧器なしでは使えない家電が存在します。
前述の通りスマートフォンやパソコンは、タイでスムーズに使える家電。デジタルカメラやビデオカメラも、変圧器なしで使える家電に分類されます。
一方旧型の「ガラケー」と呼ばれる携帯電話は、使えない可能性大。電気シェーバーやドライヤー、ヘアアイロンなども使えない可能性があるため、注意が必要です。
そのためもし日本でそれらを購入して持っていきたい場合は、海外・国内両用(AC100ボルト(V)〜240ボルト(V))と表記のある物を購入するようにしましょう。
ちなみに海外の電圧に対応していない家電を無理やり使おうとすると、電気の量に耐え切れずショートを起こす可能性が高いです。
煙が出てきたり壊れてしまったりするので、必ず旅行前にチェックするようにしましょう。変圧器は2,000円以下で売られていることが多いので、ケチらず用意しましょうね。
タイで家電を使う際は、コンセントの形と電圧に注意しよう
タイで家電を使う際は、コンセントの形と電圧に注意しましょう。少なくとも筆者は、日本の充電器が使えないタイプのコンセントに出会ったことはありませんが、心配性の方は、変換プラグを持っておくと安心でしょう。
またドライヤーや電気シェーバーなどを使いたい場合、変圧器が必要になる可能性もあります。備えあれば憂いなし。事前にしっかり調べて用意し、万全の体制でタイ旅行に臨みましょう!