バンコク観光でよく聞く「三大寺院」ってどこ?人気の寺院には秘密がある!見どころと効率的な巡り方をご紹介します。

サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
バンコク観光の目玉でもある寺院巡り。バンコクには様々な寺院がありますがその中でもとくに有名な3つは三大寺院と呼ばれています。今回はそんな三大寺院の魅力と効率のいい3つの寺院の回り方をご紹介していきます。

 

三大寺院とは?

三大寺院とはバンコクにある観光地として有名な3つのお寺を指します。旧市街にある「ワット・アルン」「ワット・ポー」「ワット・プラケオ」の3つがこの三大寺院にあたります。それぞれに観光地として見どころが多いだけでなく、3つの寺院がかなり近くに建立されているので観光もしやすく、一度に回ることもできます。
また、三大寺院とされているだけあり、それぞれの寺院には見どころも多いです。タイの日本のお寺とは違った寺院らしい雰囲気も感じることができるので、バンコクの観光地に迷ったらまずここを訪れましょう。

 

小説の舞台にもなった「ワット・アルン」

三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台になったことから、日本語では「暁の寺」とも呼ばれています。真っ白な5本の尖塔が特徴的で、チャオプラヤ川の対岸からも見える白く輝く5つの塔は夜になるとライトアップされ金色へ輝く塔へと姿を変えます。
この5つの塔はヒンドゥー教の聖地であるカイサーラ山をイメージして作られており、いわゆる本殿はこの隣に建っています。5つの塔に注目してなかなか本殿を見ずに帰ってしまう人も多いのですが、静かな空気の流れる本殿も必見です。

 

涅槃像に圧倒される「ワット・ポー」

ガイドブックの表紙や特集ページに必ずと言っていいほど大きく写真が掲載されている涅槃像(横になった大仏様)はこのワット・ポーに安置されている涅槃像です。その大きさは長さ46m、高さ15mもあり、その大きさはなかなか写真1枚にきれいに収めようと思ったら角度が難しいほど。
また足の裏には貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法である螺鈿細工によって、仏教の世界が108個描かれています。その細かな技術にも着目してみてください。
またワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山としても有名で、敷地内にあるマッサージセンターではタイマッサージを受けることができます。さらに朝8時からは、無料で参加できるタイヨガ体験も行われているので、ぜひ朝早い時間から訪れてみてくださいね。

 

王宮寺院「ワット・プラケオ」

三大寺院の3つ目がワット・プラケオです。ガイドブック等で「エメラルド寺院」と記載されていることもあるのですが、その由来は安置されている大仏様にあります。ここ、ワット・プラケオに安置されている大仏様は翡翠で作られておりエメラルド色をしています。その大仏様の色から絵馬ラルド寺院と呼ばれているんです。
現在のタイの王朝であるチャクリー朝がひらかれた際に、ワット・アルンに安置されていたこの大仏様がワット・プラケオに移動してきたという歴史も面白いです。
敷地内は広く、本殿以外にも青色に輝くロイヤル・パンテオンや、大きな仏舎利など見どころもたくさんあります。

 

効率よく回るには?

効率よく回るためには順番が重要です。この3つのお寺のうちワット・アルンのみチャオプラヤ川を挟んだ反対側にあるので、ワット・ポーとワット・プラケオを回った後にワット・アルンを回るのがおすすめです。
さらに、ワット・ポー、ワット・プラケオのある側から反対側の岸には船が出ているのですが、その船はワット・ポーの近くから出ているので、ワット・プラケオ→ワット・ポー→船で対岸へと移動→ワット・アルンという順番がその逆の順番で回ると効率よく回ることができます。
ワット・プラケオまではMRTサナンチャイ駅から歩いて20分ほどかかるのでタクシーで向かうのがおすすめです。

 

 

今回はバンコクの有名観光地である三大寺院の紹介と3つの寺院の効率的な回り方をご紹介してきました。メイン観光スポットであると同時に、そのスケールやタイらしさを感じられる雰囲気からバンコク観光ではぜひ訪れてほしいスポットの一つでもあります。
ぜひバンコクに訪れた際は三大寺院に足を運んでみてくださいね。