サワディーカー！バンコク在住の愛優です。
バンコクの長距離列車の発着駅であるフアランポーン駅。列車旅に出発する人はみんなここから出発していきます。また、列車でアユタヤに行く人もこの駅から旅に出ます。今回はそんなフアランポーン駅の行き方をご紹介していきます。
目次
長距離旅の始発点、フアランポーン駅
フアランポーン駅はバンコクの西側、中華街の近くにあります。駅のホームは日本と全く雰囲気が違い、どこか映画出てくるヨーロッパの駅のような雰囲気です。改札がなく、入るとすぐにホームに列車が並ぶ様子はこの先の旅のわくわくをさらに高めてくれます。
フアランポーン駅ではもちろん目的地へのチケットを購入できるほか、飲食店やコンビニも用意されているので、旅の出発前に腹ごしらえをしたり、移動中に食べる食べ物を購入したりということが可能です。私が取材に行った日も多くの人が駅構内でゆっくり列車の出発までの時間を過ごしていました。
MRTが最寄り駅の場合
そんなフアランポーン駅ですが、最寄り駅はMRTフアランポーン駅です。
バンコクでの滞在先の最寄り駅がMRTブルーラインの場合は特に乗り換えは必要ありません。最寄駅から1本でフアランポーン駅まで向かうことができます。駅を出たら、サインに従って歩くとフアランポーン駅まで地下通路を通っていくことができるので、MRTフアランポーン駅からフアランポーン駅までのアクセスも難しくありません。
1点注意したいのは、タイは時間にルーズな印象がありますが、フアランポーン駅が始発駅ということもあり、フアランポーン駅を出る列車は時間通りに出発することが多いようです。MRTの駅からフアランポーン駅まで直結しているとはいえ、3～5分ほど歩くので時間には余裕をもって向かうようにしましょう。
BTSが最寄り駅の場合
続いてバンコクの高架鉄道、BTSが最寄り駅の場合です。
BTSの一番近い駅はサラデーン駅なのですが、ここからフアランポーン駅まで歩くことは難しいです。BTSが最寄り駅の場合はMRTと接続しているBTSアソーク駅かBTSサラデーン駅からMRTに乗り換えて、MRTフアランポーン駅を目指しましょう。
BTSからMRTの乗り換えも難しくなく、BTSの駅にはMRTの駅までのサインが出ています。そのサインに従ってMRTの駅まで行くと迷うことなく乗り換え可能です。また、多くの方がBTSからMRTに乗り換えるので人の波についていくというのも一つの方法です。
電車の最寄り駅が近くにない場合
続いてはBTSやMRTといった電車の駅が近くにない場合です。その場合はタクシーで向かうことをおすすめします。タイはタクシーの初乗りが35バーツ（約120円）と日本に比べてかなりお得な料金設定になっています。道路の混雑状況にだけ気を付けて早めに出ることだけ気を付ければタクシーもおすすめの交通手段の一つです。
また、他の都市へのロングトリップの場合は大きい荷物やスーツケースを持っていることも考えられますが、そういった場合もタクシーの方が便利です。バンコクのBTSやMRTは特定の出口で降りなけでばエスカレーターやエレベータが設置されていないという場所が多く、重い荷物をもって何度も階段を上り下りするのはそれだけで骨が折れます。
先ほどもお話ししたようにタイのタクシーは日本に比べてとてもお得に乗ることができるので、荷物の多い方はBTSやMRTの駅が近くにあっても、タクシーを使ったほうが便利というケースもあるかもしれません。
今回はバンコクの長距離列車旅の始発駅であるフアランポーン駅までの行き方をご紹介してきました。寝台列車でのロマンあふれるタイ国内旅をはじめ、アユタヤのようなバンコク近郊の場所へのワンデイトリップも電車旅でアクセントを加えることで楽しみが増すこと間違いなしです！ぜひ、タイ国内を旅するときはフアランポーン駅からの列車旅も検討してみてくださいね。
