サワディーカー！バンコク在住の愛優です。
バンコクを歩いているとよく見るトゥクトゥク。バイクと車を足しで2で割ったような日本では見かけない不思議なフォルムが特徴的な乗り物です。主に観光客向けの乗り物ですが、タイ人も荷物が多いときはトゥクトゥクで荷物を運んでいる様子を目にします。
しかしぼったくりがおおいのもトゥクトゥクの実情。今回はそんなトゥクトゥクのぼったくりに合わないためのコツや乗り方のポイントをご紹介していきます。
目次
トゥクトゥクに乗る前に…
タイには主に観光地にトゥクトゥクがたくさん止まっています。
タイに来たことがある方は有名観光地から出てきた瞬間にトゥクトゥクドライバーからの熱烈なトゥクトゥクコールに圧倒されたという経験がある方も少なくないのではないでしょうか。基本的にそういった場所で乗る場合はぼったくりに遭う可能性がかなり高いです。観光客向けに相場の2～3倍の値段をふりかけられることもしばしば…
しかし、道路の混雑状況等にかかわらず、一定の値段でいくつかの観光地に連れて行ってくれたり、郊外の観光地へ連れて行ってくれたりするのはトゥクトゥクの魅力です。
トゥクトゥクをうまく利用することで、タイ観光がかなり便利になることは間違いないので、他の公共交通機関と併せて上手に使ってくださいね。
絶対に値段交渉をしましょう
トゥクトゥクに乗るときに必ず忘れてはいけないのが、目的地を伝えることと値段交渉です。目的地は運転手さんも「どこに行くの？」と聞いてくれるので必ず素耐えるかと思いますが、値段は必ず乗車前に確認、交渉するようにしてください。
乗車後に値段交渉を始めてしまうと運転手さんも強気に出てしまい、この値段を払わないと降りさせない！なんてトラブルも…。行先を告げた後に必ず値段を確認するようにしましょう。さらに、トゥクトゥクの運転手さんが最初に伝えてくる値段は確実に相場よりも高い値段です。タイの物価が元々高くないことから払えない値段でないので、相場の分からない観光客が払ってしまうからです。もちろんその値段で納得ができればそれでいいのですが、ぼったくられてしまうとあとあとすっきりはしない気分になってしまいます。
行先を伝えて一番最初に言われる値段から値段交渉をして適正価格に近付けていきましょう。
ちなみに、トゥクトゥクの料金の相場はタクシーよりも少し高いぐらい。
歩いて15分程度の距離までであれば30～40バーツほど、歩いて30分ほどの距離であれば50バーツ程度、それ以上の距離であれば60バーツ～を想定していれば大丈夫です。
乗車中はスリに注意！
トゥクトゥクは乗車中にも少し注意が必要です。
タクシーと違ってしっかり窓やドアがあるわけではないので落下に注意してください。席にはしっかり柵があり、ちゃんと乗っていればまずトゥクトゥクから落ちることはないのですが、観光ということで気持ちが楽しくなってしまって身を乗り出しすぎたり、写真や映像をとるために体の一部を出しすぎたりすると危険です。かなりのスピードで走り去るバイクもいるので注意が必要です。
さらにそういった乗り物なのでスリにも十分に注意してください。
荷物から気がそれてしまうと、そのすきに横を通るバイクや車から手が伸びて貴重品の入ったカバンをカバンごと持って行かれてしまうという事件も起こっています。カバンは外から簡単に盗られない場所に抱えるか、しっかりと肩掛けのカバンを利用するかなと対策をお忘れなく！
今回はタイ観光で一度は乗ってみたいトゥクトゥクについて、ぼったくりに遭わないための乗り方のコツをご紹介してきました。暑いタイで風を切って乗るトゥクトゥクは景色も楽しめ、タイの雰囲気を肌で感じることができるのでおすすめです。
ぼったくりを怖がることなく、ぜひトゥクトゥクでタイ観光を楽しんでくださいね。
