サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
旅行に行こうと思い立ったら誰もが悩むホテルの立地。国内はまだしも海外となるとその場所が分からず困る方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方のために半年バンコクに住んだ私がおすすめするバンコクの宿泊エリアを3つ厳選してご紹介します。
観光の目的によってぴったりの場所を見つけてくださいね。
目次
バンコクのホテル事情
タイの首都であるバンコクは東南アジアの中でも多くの外国人観光客が訪れる場所ということもあり、大小さまざまなホテルがバンコク内に点在しています。観光に便利な場所はもちろん、かなりローカルな場所でもゲストハウスのような個人経営の宿泊施設をよく見かけます。
そんなホテルが多いバンコクだからこそ宿泊場所の立地に悩む方が多いのも事実。
バンコク市内はBTS、MRTと2つの電車が走っているだけでなくタクシーも初乗り120円で乗車可能なので実はどこに泊っても利便性に大きく差はありません。しかし、そのなかでも観光を考えた時に利便性のいい場所、過ごしやすい場所を3つ厳選してみました。
おすすめエリア①スクンビットエリア
バンコクで宿泊する際に一番おすすめなのがスクンビットエリア。具体的にはBTSナナ駅からトンロー駅周辺のエリアです。特にバンコクの高架鉄道であるBTSアソーク駅、地下鉄のMRTスクンビット駅が交差する場所は観光に便利なだけでなく、「ターミナル21」という大きなショッピングモールがあったり、飲食店が多かったりと観光客には非常にありがたい場所です。
ちなみに、アソーク駅の隣の駅であるプロンポン駅やトンロー駅は駐在の日本人が多く住んでいる場所なので、街を歩いているとバンコクの他のエリアよりも日本食料理店や日本語の看板を掲げているお店が多くあります。
もしタイの雰囲気にどっぷりとつかりたい方は、アソーク駅を挟んでプロンポン駅と反対側にあるナナ駅はこの周辺でもタイの雰囲気を比較的味わえる場所なのでおすすめです。
おすすめエリア②シーロムエリア
続いてご紹介するのはシーロムエリア。バンコクで一番高い場所に行けるマハナコンタワーがあるのがこのエリアです。このエリアにあるBTSサラデーン駅は先ほど紹介したアソーク駅同様、MRTシーロム駅と接続できることから、観光に非常に便利です。
しかし、このシーロムエリアには歓楽街があり夜まで賑わっています。
歓楽街が苦手な方、ファミリー旅行でバンコクに来られる方、夜は静かに過ごしたいという方はシーロムエリアは不向きなエリアです。
おすすめエリア③チャオプラヤ川沿いエリア
最後におすすめするのはチャオプラヤ川沿いのエリアです。このエリアにはシャングリラホテルやペニンシュラホテルといった外資系の高級ホテルが立ち並んでいます。各ホテルに宿泊する人専用の渡し船もBTSサパーンタクシン駅のすぐ隣にある「サトーン船着場」という場所から出ており、船でホテルに向かうというバンコクならではの体験が味わえるのもこのチャオプラヤ川沿いエリアの特徴です。
しかし、このチャオプラヤ川沿いのエリア、公共交通機関を使おうと思うと先ほどご紹介した渡し船やタクシーで向かうしかなく、利便性で言うと他の2つのエリアに比べるといいとは言えません。チャオプラヤ川沿いエリアに宿泊する方は、観光にしっかり出かけるよりもホテルのプールや施設でゆっくり過ごす日が欲しい方や、高級ホテルでチャオプラヤ川を見ながら贅沢に過ごしたい人向けのエリアと言えます。
今回はバンコクのおすすめ宿泊エリアを3つ厳選してご紹介してきました。今回ご紹介したほかにも、カオサンロードエリアやサイアムエリアなどなどホテルや宿泊施設が集まっているエリアがバンコクにはたくさんあります。滞在目的や観光したい場所によってはそういったエリアが便利な可能性もあるので、上記以外にもそれぞれの観光に合わせてぴったりのホテルを探してみてくださいね。