サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
バンコクの郊外にあるエラワン美術館をご存知でしょうか。何回もバンコクに訪れていてバンコクの王道観光ルートには飽きてしまった方、バンコクは初めてだけど少し変わった場所を観光したいという方におすすめなスポットでした。
そんなエラワン美術館、ローカルなスポットといえど侮れない魅力がたくさんあったのでご紹介していきます。
目次
エラワン美術館とは?
エラワン美術館は、バンコクのお隣サムットプラカンという場所にあります。住所はバンコクではなくなるのですが、BTSとうバンコクを走る高架鉄道でエラワン美術館の近くまでアクセスはしやすいです。
2003年に作られたこのエラワン美術館は仏教、ヒンドゥー教、キリスト教の世界観をミックスさせた展示が独特です。このエラワン美術館を創設したのはレック・ウィリヤパン氏。エラワン美術館以外にもタイ国内の寺院や観光スポットを手掛けています。
敷地内にはレック・ウィリヤパン氏の収集したコレクションも展示されており、撮影は禁止されているものの、貴重なコレクションも見ることができます。
エラワン美術館の見どころ①大きな3つ頭のゾウ
エラワン美術館で一番目を引くものといえば3つの頭を持つ大きなゾウです。メインの建築物であるピンクの建物の上にどんと乗っています。BTSで最寄り駅に向かう途中もこの前を通るのですが、その大きさが持つ存在感から一目でそれがエラワン美術館のゾウだとわかります。
このゾウは実はただの石像ではありません後ろ足の1本の内部に階段があり、ピンクのドームから続く階段はゾウのお腹の部分へと伸びています。その階段を登ってたどり着く先は青い色に包まれた不思議な空間。実はここはお祈りのスペースで、実際に私が訪れた際にもタイ人がお祈りをしに来ていました。もちろんタイ人でなくてもお祈りはできるので、タイ人に倣って一緒にお祈りをしてみてくださいね。
ちなみに入場料は400バーツ(約1400円)ほ他のお寺や観光地と比べたらどと少しお高めでした。
エラワン美術館の見どころ②大きなステンドグラス
そのゾウの足の内部の階段へと行く途中に通るのがピンクのドームの内部、大きなステンドグラスが天井に広がっている空間です。最初に仏教、ヒンドゥー教、キリスト教の世界観がミックスされた場所だというお話しをしましたが、まさにここはその世界観を具現化したような場所です。
ドームに入って一番最初に目に入るのは細かな装飾が施された豪華な造りの階段。そこから目線を挙げると天井にある大きなステンドグラスが視界に入ります。思わずこの豪華な階段をすぐに登ってしまいそうになるのですが、ぐっとこらえてまずは階段の周りを一周してみてください。その装飾の細かさに驚かされます。階段に施されている装飾はタイの焼き物であるベンジャロン焼き。金色の縁取りにカラフルな色が美しいベンジャロン焼きがこの階段を一層華やかにしてくれています。
階段をゆっくりと見学したら実際に上に登ってみましょう。ドームの一番上まで登ると下では遠くに見えていたステンドグラスを間近に見ることができます。
エラワン美術館の見どころ③神様のいる庭園
メインのドームを見学し終わったら、周りの庭園も忘れずに見学してくださいね。こちらにもゾウが並んでおり、そちらに目が行ってしまうガチなのですが、よく見ると庭園にはタイの神様のゾウがあちらこちらに…。それぞれの神様の名前もきちんと紹介されていました。
緑が多いお庭も美しく、日陰にあるベンチでゆっくりとくつろいでいる人もたくさんいました。
今回はバンコクにあるローカルなスポットエラワン美術館をご紹介してきました。
まだあまり観光客に知られていないのか、私が訪れた時にもあまり人がおらずゆっくりと観光できました。フォトジェニックな写真が撮れるため、SNSを通じてこれからどんどん人気になっていくかもしれませんね。
王道な観光地に飽きた方はぜひエラワン美術館に訪れてみてくださいね!