サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
常夏の国と呼ばれているタイ。実際に日本が完全に冬になる11月でも連日30度を超える日が続きます。また、年末年始は長期休みが取れることからタイに旅行に来る方も多いのではないでしょうか。今回は12月のタイの気候や、その時期に旅行に来る際にどのような服装がいいのかということを解説していきます。
目次
12月でもタイは暑い!
基本的にはタイは1年中暑い国です。
日本のような四季はなく、「雨季」「乾季」「暑季」の3つのシーズンに分かれています。「雨季」は6月~10月、「乾季」は11月~2月、「暑季」は3月~5月という区分です。乾季にあたる12月は他の雨季や暑季に比べると過ごしやすい時期だと言えるでしょう。
というのも、雨期はかなりの頻度で外に出られなくなるほどのスコールが降ります。目が降ると道路の混雑はもちろん、傘を差してもびしょぬれになるほどの雨なのでとても観光しやすい気候とは言えません。暑季は、雨は降らないのですが非常に暑い時期です。1年中暑いタイの中でも暑く、気温が高い日には40度近くまで気温が上がります。もちろん、これだけ暑いとなかなか外での長時間の観光も難しくなります。
乾季の特徴は雨が降らず、1年の中でも気温が暑くなりすぎないことです。また、夜は気温が25度前後と涼しく感じる日もあります。
基本的には夏の服装でOK
1年で一番過ごしやすい時期とはいえ、やはりここはタイ…。日中は35度まで気温が上がる日もあります。持ってくる服は基本的に夏場の服装で大丈夫です。半そでや短パン、女性であればスカートといった日本で夏場来ている服で渡航しましょう。
1着だけ服を持ってきておいて、タイに来てから服をそろえるのも一つの方法です。ナイトマーケットへ行くとTシャツやタイパンツ、可愛いワンピースといったタイにぴったりの服が見つかります。中には日本に帰って夏になってから着れそうなおしゃれなものもあり、自分へのお土産にもぴったりです。
グループ旅行や家族旅行で来られた方はみんなでおそろいのTシャツやタイパンツ、スカートなんかを購入して身に着けるとより旅行を楽しめますよ!
室内用に薄手の上着があると…
しかし、夏の服装といっても2点注意事項があります。
1点目はタイは室内や公共交通機関の車内ではエアコンが効きすぎていて寒く感じることもあります。特に汗をかいた後だと汗が冷えて体調を悪くしてしまうこともあるかもしれません。冷房の寒さが苦手な方や、汗をかきやすい方は一枚どこでも羽織れるようにカバンに1枚上着を持っておくことをおすすめします。特に夜行列車や夜行バスで長距離移動をする人は移動中に寒さ対策の上着が必須です!
2点目は観光中の注意事項です。
タイの観光の目玉ともいえる寺院観光ですが、寺院は宗教施設ということもあり入場するときの服装に決まりがあります。キャミソールや短パン、シースルーの服、体のラインが分かる服装は禁止となっている寺院が多いです。
寺院によっては、そういった服装の方のために羽織る上着を貸してくれたり、入り口でストールを販売したりしているお寺もありますが、そうでない場所では入れないということになりかねません。
こういったことを加味して、薄い上着や足までしっかり隠れる服を擁しておきましょう。
今回は12月にタイに来る方に向けて12月のタイの服装をご紹介してきました。
日本は冬の気候なのにもかかわらずでタイは夏の気候なので、空港で着替えたり荷物が少し多くなってしまったりと不便はありますが、寒い日本から逃げてあたたかい国でゆっくり過ごせるチャンスです。
寒い冬にこそタイ旅行はおすすめですよ!