サワディーカー!バンコク在住の愛優です。
コムローイ祭をご存知でしょうか。コムローイと呼ばれる大きなランタンを一斉に打ち上げる幻想的な風景が有名なお祭りです。毎年11月にタイの北部の街、チェンマイで開催されるお祭りなのですが大きな会場は基本的にチェンマイの近郊にあり、会場までの交通手段を確保しなければなりません。
そこで今回はコムローイ祭りに参加予定の方へ向けて、会場までの交通手段について解説していきます。
目次
タクシーを利用する
1つ目はタクシーを利用する方法です。
チェンマイ市内にはバンコクほどではないですが、流しのタクシーが走っています。そのタクシーを捕まえて会場までの料金を値段交渉して乗ることになります。なかなかタクシーが捕まらない、値段交渉はハードルが高いという方は「Grab」という日本の「Uber」のような配車アプリの利用もおすすめです。
タクシーであれば一度に乗れる人数は4人までですが、4人で割るとそこまで高くなく利用できますし、涼しい車に乗って移動できるのでおすすめです。ただし、この時期はチェンマイに観光客が多く、会場に行くためにタクシーを利用する人もいるので、ぼったくりの値段を提示されることもしばしば…。その点だけは注意が必要です。
ソンテウを利用する
続いてはソンテウ。これはチェンマイ市内を走っている軽トラの荷台を座席に改良したような乗り物です。タクシーよりもやすい上に一度にたくさんの人が乗れるため大人数での利用や、料金を安く抑えたい人におすすめです。
ソンテウはチェンマイの旧市街に待機所がいくつもあり、そこに止まっているソンテウに会場までの値段交渉をする形になります。交渉が成立すれば往復でいくらというような交渉もできるので、帰りの交通費の心配をしなくていいのがありがたいポイントです。
しかし、ソンタウもタクシー同様ぼったくりの値段を提示してくるものや、距離が遠いということで乗車拒否にあうことがあります。なかなかスムーズに捕まらないことも考えられますので時間には余裕をもってソンテウに乗る場合は行動するようにしましょう。
レンタルバイクを利用する
3つ目はレンタルバイクで行く方法です。
私が参加したメージョー大学も車で1時間半ほどの距離にあり、かなりの長距離を運転しなければいけなくなることや、道が分からないとナビを付けながら行くこと、警察の検問を日本の免許では通過できないので国際免許を準備していく必要があることなど、安全面で少し不安が残ることからこれは正直あまりお勧めできない方法です。しかし、帰りの交通手段の心配をしなくていいことや、渋滞が発生してもうまく車の間をすり抜けられれば渋滞の影響を受けることなく会場までたどり着けるというメリットもあります。
レンタルバイクを借りる際は、チェンマイ市内のレンタルバイク屋さんで借りることができます。必要なのはレンタル料とデポジット、パスポート、国際免許証です。レンタル料はお店によって違うのですが相場は1日200~300バーツです。
交通ルールも日本と違うことや、チェンマイの中心地は一方通行の場所も多いので、タイの交通事情に慣れない方は他の方法を利用することをおすすめします。
ツアーを利用する
最後は私も利用した方法です。料金は一番高くつくのですが、その分安心面、安全面は一番保障されています。ツアーを利用するには、チケットを購入するときにツアー会社が販売しているチケットに送迎がついているものを購入する必要があります。日本人向けのツアー会社が出しているツアーを利用すれば、往復の送迎がついているだけでなく、日本語を話せるツアーガイドもついてくれるので会場での流れもスムーズに把握できます。
私が参加したのは「ナラツアー」というツアー会社のツアーだったのですが、集合場所で集合した後にお祭りの説明を聞けただけでなく、お弁当もついてきました。ガイドの方も優しく気が利く方で、コムローイを実際にあげる時はコムローイに火が燃え移らないように等お手伝いしてくれました。
旅慣れていない人はもちろん、旅慣れていなくてもお祭りに集中したいので移動は楽に済ませたいという人にもおすすめの方法です。心配事が何もないのでコムローイ祭を思いっきり楽しむことができました。
今回はチェンマイでコムローイ祭に参加するときに会場までの交通手段をご紹介してきました。
2019年からチェンマイ市内でコムローイの打ち上げが禁止になった影響もあり、大きな会場は基本的にチェンマイ中心地から少し離れた場所にあることが多いです。旅慣れた人はテンソウを仲間でシェアして交通費を節約することができますし、海外旅行になかなかいかない人はツアーを利用することで迷うことなくつくこともできます。
ちなみに、上記の交通手段はチェンマイ郊外へ観光に行く時にも活用できる方法なのでチェンマイ滞在の際はぜひ参考にしてみてくださいね。