海外旅行に行く際は、その国の祝日情報などを事前に調べておくと安心です。今回はタイの祝日の基本情報をご紹介。バンコク在住の筆者が感じた、祝日ならではの注意点や混雑状況についても解説します。
目次
タイの祝日はいつ?
年間を通したタイのメジャーな祝日は、以下の通り。ただので、事前に再度調べることを忘れないようにしてください。
1月1日 … 新暦新年
2月19日 … 万仏祭(禁酒日)
4月6日 … チャクリー王朝記念日(2019年は8日に振替)
4月13日〜15日 … ソンクラーン(2019年は16日が振替休日)
5月1日 … レイバーデー(民間企業のみ休み)
5月9日 … 農耕祭(官公庁のみ休み)
5月18日 … 仏誕節(禁酒日・2019年は20日に振替)
6月3日 … スティダー王妃誕生日
7月1日 … 銀行休業日(金融機関は休業日)
7月16日 … 三宝節(禁酒日)
7月17日 … 入安居(禁酒日・官公庁のみ休み)
7月28日 … ワチラロンコン国王誕生日(2019年は29日に振替)
8月12日 … シリキット太后記念日(母の日)
10月13日 … ラーマ9世記念日(2019年は14日に振替)
10月23日 … チュラロコーン大王記念日
12月5日 … ラーマ9世誕生日
12月10日 … 憲法記念日
※農耕祭の日付は毎年占星術によって決まり、官報で発表されるため、毎年日付が異なります。
※ソンクラーンの時期(4月13日〜15日)は、その日取りを含め1週間程度の休みをとる企業が多いようです。
タイの祝日の注意事項は?
タイの祝日では、いくつか注意事項があります。
タイの祝日の注意事項1:禁酒日はお酒一切NG
禁酒日は、タイ全土で公共の場での飲酒・酒類の販売が禁止されます。そのためレストランやコンビニなどでも、禁酒日は酒類の提供・販売は禁止です。間違って注文しようとしても、「今日は禁酒日です」と断られるので、要注意。
どうしても飲みたい場合は、事前にスーパーなどで購入しておきましょう。ただ、周りの人に飲酒を見られてはいけないので、家で飲むようにしてくださいね。
例外として、外国人の客が多い地域や、外資系の施設などでは、酒類の提供がある場合もあるそうです。
タイの祝日の注意事項2:振替休日あり
タイでは祝祭日が土曜日・日曜日にあたる場合は、次の平日が振替休日になります。日本ではすべての祝日が振替になるわけではないので、羨ましい限りですね。
タイの祝日の注意事項3:祝日に休むレストランもあり
祝日は官公庁がお休みなのはもちろんですが、祝日に合わせて休みをとるレストラン等も多数存在します。祝日に当たる日は、事前にホームページなどで営業しているかどうかを確認していきましょう。
タイの祝日の混雑状況は?
筆者の体感では、タイは祝日だからといってレストランや商業施設、観光スポット等が混雑することは、あまりないように思えます(少なくともバンコクに限っては)。
ふだんと様子が変わらなすぎて「あ、昨日祝日だったんだ」と後から気づいた日もあるほどです。ただ、金曜の夜は道路が渋滞するのと同じように、祝日の前夜は帰省する人でごった返し、道路が渋滞しがち。
下手をすれば1時間ほど車が動かなくなる場合もあるので、祝日の前後は電車を使うよう気をつけましょう。特に飛行機に乗る場合は、とにかく早め早めの行動を心がけてくださいね。
タイの祝日を事前に調べて、快適な旅行にしよう
タイの祝日はお酒が提供されなかったり、道路が混んだりと少し観光客に影響がでます。そのためタイ旅行に行く際は、事前に祝日の日取りや、注意事項を調べてから行きましょう。
しっかりと調べてから行けば安心できますし、何より旅行を心から楽しむことができるはずです!