サワディカー!バンコク在住の愛優です。
タイにはゾウ乗り体験や水上マーケットでボートに乗ってマーケットを回ったりといった魅力的なアクティビティがたくさんあります。
しかし、どれもガイドブックに載っているような有名なアクティビティばかり。
もう少しマイナーなアクティビティで思い出を作りたい…。といった方におすすめなのがベンジャロン焼きの絵付け体験です。
実際に絵付けしたものが手元に残るのも絵付け体験の魅力ですよね。
今回はそんなベンジャロン焼きの絵付け体験についてご紹介していきます。
目次
ベンジャロン焼きとは
ベンジャロン焼きの歴史は長くアユタヤ王朝時代にさかのぼります。
アユタヤ王朝があった時代のアユタヤは商業が盛んでした。中でも焼き物は中国や日本で作られたものがアユタヤに輸入されタイ人からの人気を博していたそうです。
中でも中国でつくられていた白い磁器にカラフルな絵柄が描かれた焼き物の人気が高かったようですが、タイには当時そういった焼き物をつくれる環境がありませんでした。
そこでタイ王室は中国に職人を派遣し、中国でつったものをタイに輸入していました。
これがベンジャロン焼きの始まりです。最初に作られていたベンジャロン焼きは現在タイで見るような金の縁どりはなく、カラフルな絵柄が描かれているのみでした。
しかし、ラーマ2世の時代にそういった絵柄のふちを金で囲み、王族の方がが使う焼き物として繁栄してきました。
現在は細かい模様に金の縁取りが美しい焼き物として、タイの王族の方だけでなく観光客のお土産としても人気の高い物になりました。
絵付け体験ができるお店「Stella Hobby Lounge Art cafe」
そんなベンジャロン焼きの体験ができるのがBTS「エカマイ駅」から歩いて15分ほどの場所にある「Stella Hobby Lounge Art cafe」です。
道は大通りを一本進むだけなので分かりやすいのですが、駅から15分歩くので、暑い日や雨の日はタクシーでの移動がおすすめです。
このお店は看板を見ても分かるように日本人の方がオーナーをされています。
絵付けの方法や、ベンジャロン焼きについての説明はなかなか英語では難しいという方も安心してください。きちんと日本語で説明してもらえます。
店内には絵付け用のまだ白いお皿がずらり。この写真の茶色の線が焼くと金に変わるそうです。
絵付け大金の料金はどれに絵付けをするかで変わってくるのですが、800~1200バーツの物は多かったです。1000バーツ(約3500円)前後と思っていただければ大丈夫です。
体験は15;30までの受付で、制作時間は簡単なものであれば2時間ほどで色を付け終わるそうです。
色を選んだり、絵付けする物を選んだりという作業にも時間がかかるので、1日で終わらずに数日かけて来店し絵付けをする方もいるそうです。
絵付けの手順自体はそこまで難しくなく、お皿を選んで、どの色を塗るか選んで、色を付けるだけとのことでした。あとはお店に預けて帰ると、決まった日にちに焼き上げてくれるそうです。
店内には焼き上がり予定日が書かれているのですが、この期間よりタイに帰国する予定の方が早いという方も安心してください。
有料ですが、焼き上がりを急いでもらうサービスや焼きあがってから日本に送ってもらえるサービスもあるのできちんと作った作品が手元に届きます。
まとめ
今回はベンジャロン焼きの絵付け体験についてご紹介してきました。
つくったものが残る体験は、出来上がったものを日本に帰って使うたびに旅のことを思い出せるので嬉しいお土産の一つになりますよ。
絵付けができるものも、日常生活でよくつかうお皿やカップ、箸置きというラインナップになっているのでベンジャロン焼きの日常遣いを楽しめます。
絵付け体験で作った作品は急いで焼き上げてもらうサービスを利用すればタイ滞在中に受け取ることもでき、それが難しくても日本に送ってもらうことができるので、安心して絵付け体験を楽しんでくださいね。