サワディカー!バンコク在住の愛優です。タイ料理といえばトムヤムクンやタイスキ、プーパッポンカレー…。タイに来たことがない人でも名前を聞けばタイ料理だとわかる有名な料理がたくさんあります。
実は先ほど名前を挙げたタイ料理には海鮮が食材として使われているという共通の特徴があります。タイは海鮮を取り入れた調理が多く、日本に住んでいた時よりも海鮮を口にする機会が多いです。そこで今回は海鮮料理の「プーパッポンカレー」をご紹介します。
目次
辛くないカレー、プーパッポンカレーとは?
プーパッポンカレーとは、殻の硬い蟹を野菜などの食材と炒めたあと卵でふんわりととじた料理です。確かに黄色い卵がカレーのルーに見えないこともないですが、カレーというよりは卵とじという印象でした。
プーパッポンカレーを食べる時は硬いからを持つ蟹と格闘しながら食べなければなりません…。後程紹介する「ソンブーン」というレストランでは殻を砕くペンチが出てくるので、それでうまく殻を割って食べましょう。蟹のエキスが染み出た卵は甘めの味付けでご飯が進みます
プーパッポンカレーが食べられるお店「ソンブーン」
そんな美味しいプーパッポンカレーが食べられるレストランが「ソンブーン」です。このソンブーンはプーパッポンカレー発祥のレストランとされており、元祖プーパッポンカレーが食べられるお店です。タイでも有名なレストランで、支店がバンコクの様々なとことにあるので訪れやすいのも魅力の一つです。
レストランの入り口にはなぜか小泉元首相の写真が…!日本の首相も訪れるトラディショナルなレストランで美味しい食事を楽しんでくださいね。
私は本店に行きましたが、本店はBTS「ナショナルスタジアム」という駅から歩いて10分ほどかかりました。アクセスしやすいところであればBTS「サイアム駅」に直結している「サイアムスクエアワン」というショッピングセンターの中や、BTS「チットロム駅」から歩いて5分ほどの「セントラルワールド」の中にも入っているのでそちらを訪ねてみてください。
名前:SOMBOON SEAFOOD(本店)
営業時間:16:00~23:30
住所:895/6-21 Soi Chula 8, Bantadthong Rd., Wangmai, Pathumwan, Bangkok 10330
電話番号:02-216-4203-5
ホームページ:http://www.somboonseafood.com/index.php/en/site/home
プーパッポンカレーだけじゃない!ほかにもあるソンブーンのおすすめ料理
ソンブーンはプーパッポンカレーが一番の名物ですがそれ以外にも海鮮料理がたくさんあります。今回は私が食べたおすすめの料理も併せてご紹介します。一つ一つの料理が少し多いので、大人数で行って皆で分けるといろいろな種類の料理が食べられるのでおすすめです!
1つ目はエビのガーリック焼き。
半身のエビをガーリックの味付けで焼いたシンプルな料理なのですが。エビが半身になっているため食べやすく。また、ガーリックの風味が食欲をそそります。
2つ目は空心菜炒め。
タイでも様々なところで食べられる空心菜炒め。もちろんソンブーンでも食べることができます。しゃきしゃきの空心菜に味がしみ込んでいて箸休めにぴったりでした。
3つ目はエビチャーハン。
言わずと知れたエビのチャーハンですが、ご飯がパラパラであっさりめの味つけが、プーパッポンカレーやエビのガーリック炒めともマッチして美味しかったです。
ソンブーンに行く際の注意事項
実はこのソンブーン、「ソンブーンディ」という非常に似た名前の全く別のレストランがあります。実はこのお店、ぼったくられるとのことでブログやトリップアドバイサー等で多くの人が警鐘を鳴らしています。タクシーの運転手さんと裏でやり取りをしているのか、タクシーに乗ったら「そのお店は今日閉まっているから」「道が混んでいるから他のソンブーンに連れて行くね」なんて言いながらここに連れてこられるそうです。
タクシーで行く際は必ずマップで目的の場所に向かっているか道を確認しながら向かうようにしましょう。一番間違いないのは、駅から徒歩圏内のお店に歩いていくことです。本物のソンブーンでは出していないような高い価格で料理を提供しているのでお気を付けください…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。有名レストランのということの影響なのか偽物のソンブーンがあったりしますが、上記で紹介しているレストランは紛れもない本物ですのでご安心ください!そしてソンブーンの料理もどれも美味しいのでご安心ください!(笑)
タイの思い出にぜひソンブーンでプーパッポンカレーを食べて行ってくださいね。