サワディカー!バンコク在住の愛優です。
タイでは観光目的の滞在は30日までであればビザを取らずに滞在することができます。しかし、仕事や留学といった理由でそれ以上に滞在する場合や、観光でも長期間タイに滞在したいという方はビザを取得する必要があります。
そこで今回は滞在目的別の長期滞在のためのビザについてご紹介していきます。
目次
お仕事での滞在
海外転勤や現地企業での採用でお仕事でタイに滞在する場合は、「ノンイミグラントB」というタイプのビザが必要です。
観光ビザとの大きな違いは現地ので就労ができるという点です。数年タイに滞在したいという方は、思い切って現地の会社やバンコクにある日系企業での現地採用で就職して、このBビザて滞在するというのもひとつの方法です。
生活するとなるとやはり収入がないと生活できないので、働く場所を見つけることさえできれば、一番現実的な方法かもしれません。
語学留学での滞在
大学生であれば交換留学や語学留学でタイに滞在する方もいると思います。その際に必要になるのが「ノンイミグラントED」というビザです。
また、タイには私立の語学学校があり、そこでタイ語を勉強する際にもこのEDビザを取得することになります。
こちらは、半年~1年の長期滞在ができるビザではありますが、就労することができないのでタイ滞在中の資金がある方や、奨学金がもらえる留学生、私費留学で親からの仕送りがもらえるなど、タイ滞在中の生活費を準備する必要があります。
観光での滞在①観光ビザ
観光目的の滞在で30日以上タイに滞在したいという方は「ツーリストビザ」を申請することとなります。ノービザで30日滞在できるところ、このビザを取得することで60日まで滞在できるようになります。
現地で就労したり、学校に行くわけではないという方はこちらのビザが最長でタイに滞在できるビザとなります。
観光での滞在②ビザの延長
さらに観光ビザでの滞在やノービザでの滞在でさらに滞在期間を伸ばしたいという方は、バンコクのイミグレーションで30日の期間延長手続きをすることができます。
延長をすれば、ノービザ滞在であれば合わせて60日、観光ビザ滞在であれば合わせて90日タイに滞在することができます。
その他の方法①エリートビザ
上記2つの方法の他に、就労や留学以外の目的で3か月以上滞在したいという方で、比較的お金に余裕がある方であればエリートビザもおすすめです。
これは有効期限5年のビザで、1回の入国で1年間滞在できます。費用は50万バーツ(約175万円)とかなり高めですが、ただ長期滞在を許可されているだけでなく、空港でラウンジがりようできたり、空港内を専用のカートで移動できたり、荷物も自分で運ぶ必要がないというようなまさにVIP待遇を受けることができます。
その他にも送迎サービスやスパ、ゴルフといったサービスを無料で受けることができる特典もついています。
その他の方法②リタイアメントビザ
こちらは50歳以上の方が取得できるビザです。
預金金額の条件があったり、年齢の条件があったりと観光ビザと比べて取得に条件がありますが、条件を満たせば、マルチプルビザで1年間滞在することができます。
さらに2016年以降は条件を満たせば最大10年滞在することがでるようになっています。
まとめ
今回はタイに長期滞在するためのビザについてご紹介してきました。
先ほども言ったように、30日以内の観光目的の滞在であればビザはとらずに渡航することができます。
なお数年前からノービザ、観光ビザので滞在は年間に180日までという規定が設けられ、ビザラン等に厳しくなっているので気を付けてください。
ビザ取得や取得すべきビザやその必要書類については、取得前に一度タイ大使館のホームページで確認してみてくださいね。