サワディカー!バンコク在の愛優です。
バンコクといえば寺院めぐり。バンコクには三大寺院と呼ばれる有名な寺院が3つあります。涅槃像で有名な「ワット・ポー」。三島由紀夫の「暁の塔」という小説のモデルになったともされている「ワット・アルン」。そしてエメラルド寺院の名でも有名な「ワット・プラケオ」。
この3つがバンコクの三大寺院と呼ばれています。今回はそんな三大寺院の中から王宮の隣にそびえたつ「ワット・プラケオ」についてご紹介していきます。
目次
「ワット・プラケオ」とはどんな場所?
王宮の隣に建っているワット・プラケオはその位置関係からも想像できるように、王室の守護寺として正真正銘タイ一の地位と格式誇るお寺です。1784年にラーマ一世によって設置されました。
「エメラルド寺院」の名でも知られていますが、その由来は一番重要な建
物である本堂に安置された翡翠の仏様。この寺院で一番の見どころです。
「ワット・プラケオ」の見どころ①エメラルド仏
一番の見どころはやはり本堂にあるエメラルドに輝く仏様です。翡翠で作られたこの仏様は外から入る光を浴びてエメラルドに光って見えることから「エメラルド仏」と呼ばれています。66cmという大きさは決して大きいものではないのですが、その存在感と荘厳さに圧倒されます。
実はこのエメラルド仏、バンコクに持ち帰られた当初ははチャオプラヤ川を挟んだ反対側にあるワット・アルンにあったものだったのですが、1784年にラーマ一世がワット・プラケオを設置した際にこの場所に安置されることになったそうです。
ちなみに、本堂の中は写真撮影禁止なのでご注意ください!
「ワット・プラケオ」の見どころ②プラモンドップとプラ・シー・ラタナー・チェディ
本堂の横に建っているのが金と青のきらびやかな色が特徴のプラモンドップです。ここには仏教の法典が納められており、プラモンドップを守るかのように周り4か所に鬼と蛇がの像が目を光らせています。
さらにひときわ目を引くのがプラモンドップのとなりにそびえたつ金に輝く仏塔、プラ・シー・ラタナー・チェディです。ワット・プラケオの敷地の外からでもその姿を確認することができるこの仏塔中には仏舎利(お釈迦様の遺骨)が納められています。
ワット・プラケオへの行き方
ワットプラケオに行く一番簡単な方法は宿泊ホテルや最寄り駅からタクシーで向かう方法です。高くついてしまうのですが、暑い中歩く必要がなく目的地の前まで連れて行ってくれるので到着してからも迷うことがありません。
ただし、バンコクのタクシーは通常であればメーターで走ってくれるのですが、観光客と分かると相場より高い値段を吹っかけて交渉して来ようとしてくるタクシーもいるので注意が必要です。
タクシーに乗り込む前に必ず目的地を伝え、メーターで走ってくれるか交渉しましょう。メーターではなく値段で言われる場合は他のタクシーを探した方が賢明です。
ご参考までに、渋滞によって値段は多少上下するのですが、バンコク中心地BTS「サイアム駅」周辺からのタクシー料金は150バーツいかないぐらいです。
もう一つが水上バスで向かう方法です。BTS「サパーンタクシン駅」からチャオプラヤ川を走る水上バスに乗ることができます。バンコク市内の景色を川から眺めながら向かうことができるのでおすすめです。
水上バスに乗る際は「ターチャン(Tha Chang)」という船着場で降りましょう。水上バス内はアナウンス等が流れないので乗り過ごさないように注意してくださいね。
ワット・プラケオへ行く際の注意事項
タイの寺院は宗教施設であるため、露出の激しい服装は禁止されています。中でもこのワット・プラケオはその格式の高さから、服装の厳しさもタイ一。入口で警備員が厳しくチェックします。
ノースリーブやタンクトップのような肩が出る服装、体のラインが分かる服装、へそ出しスタイル、中のキャミソールや下着が透けるものは禁止されています。
また、パンツにおいてもひざ丈や7分丈などの短いスカートやパンツ、スキニーのような体のラインが分かるもの、ダメージ加工のあるものは禁止されています。
気温が高く蒸し暑いタイですが、ワット・プラケオに行く日だけは短いものを避けるように注意しましょう。
さらに、帽子やサングラスも禁止されているので、入場前にカバンに仕舞っておくとスムーズです。
まとめ
今回はバンコクで最も格式の高いワット・プラケオについてご紹介してきました。
入場料は500バーツと他の寺院と比べてかなり高いのですが、その分見ごたえも盛りだくさんです。
もう二つの三大寺院「ワット・アルン」と「ワット・ポー」と併せて、バンコク観光の際はぜひ訪れてみて下さいね。