サワディカー!バンコク在住の愛優です。タイへの海外旅行はかなり前から日本人に親しまれてきました。タイに流れるゆっくりとした時間の流れや、どこか冒険心をくすぐられるタイでの旅はたくさんの人を魅了してきました。
そんなタイですが、年々新しい観光地が生まれたり、新しいスポットが注目されていたりします。その一つが「ワットパクナム」です。今回はそんな「ワットパクナム」についてご紹介していきます。
目次
新しい観光スポット!ワットパクナムとは?
バンコクに昔からあった寺院の一つですが、寺院の天井のきれいさがインスタグラムで話題となりここ数年で多くの観光客が訪れる立派な観光地になりました。
アユタヤ朝時代の王様、王妃様の72歳の記念に造られたというワットアルンの仏塔の高さは80メートル。駅から見てもその姿が確認できるほど高い仏塔は、外観もかなり見ごたえがあります。
この仏塔で有名になったワットパクナムですが、その敷地はとても広く、仏塔や寺院だけではなく僧侶や尼の寄宿舎までも敷地内にあるというから驚きです。
エメラルドの天井だけじゃない!ワットパクナムの見どころ
ワットパクナムと聞くとエメラルド色の天井が特徴的ですが、実はこの寺院には天井にたどり着くまでに各フロアたくさんの展示物が並んでいるんです。
1階にはタイの工芸品や文化遺産といったたくさんの魅力的な展示物が並んでいます。最上階にある緑色の仏塔もミニチュア版が1階に展示されていたり…。
昔王様に使われていたものでしょうか。天蓋付きのベッドや豪華な椅子と机のセットもあります。
展示室の奥では牛が行列を作っていました。
注目されがちなのは最上階のエメラルドの天井ですが、その下のフロアにもたくさんの見どころがあるので、階段を登りながらゆっくり見学してみてくださいね。
ポイントをご紹介!ワットパクナムへの行き方
それでは最後にワットパクナムへの行き方をご紹介します。
一番簡単な方法はタクシーまで目的地まで連れて行ってもらう方法です。出発地点にもよりますが、バンコクの中心地であるBTSサイアム駅からであれば、200バーツ(約700円)しないぐらいで行くことができます。
一見高そうにも思えますが、後程説明する公共交通機関を使う方法だと一人80バーツほどかかるので、出発地によっては人数が多い場合はタクシーで行った方がお得です。
公共交通機関を使う場合は電車とタクシーやバイクタクシー、テンソオという乗り合いバスを使っていきましょう。最寄り駅はBTS「ウタカート駅」もしくは、その一つ前のBTS「タラートプルー」のどちらかです。
数年前までは全く観光客に知られていない場所だったため、なかなかタクシーで行くのが難しかったのですが、ここ数年人気が出てからは、タクシーの運転手さんも「ワットパクナム」といえばすぐにわかって連れて行ってくれます。タクシーであれば40バーツ(約140円)ほどです。
バイクタクシーであれば、バイク乗り場にワットパクナムの写真が飾ってあるのでその写真を指差せばすぐにわかってくれます。バイクタクシーであれば30バーツ(約105円)ほどです。
タラートプルー駅からであればテンソオにも乗れるので、少し冒険感を味わいたいという方はテンソオに乗って向かうのも楽しめると思います。歩いて30分ほどで行くこともできますが、道が少し複雑なのと、タイの暑い中を30分歩くのはなかなか骨が折れるのであまりおすすめはしません…。
まとめ
今ではガイドブックの表紙を飾るまでに人気になったワットパクナム。行く前はみんな行っているから…。という軽い気持ちで行ったのですが、実物は写真で見るよりも数倍きれいでした。
少しアクセスしにくい場所にありますが、キラキラした天井は写真では伝わりきれない美しさがあるので、ぜひ自分の目でそのきれいさを確認してみてくださいね!