こんにちは。バンコク在住の愛優です。タイは1年中暑く季節がないと思われるのですが、タイにも比較的暑くなる時期や雨が多く降る時期など、1年の間に季節がうつり変わります。
せっかく旅行に行くなら旅行をせいいっぱい楽しめる時期に訪れたいですよね。そんな方のために、今回はバンコクを訪れる際のベストシーズンやバンコクの気候についてご紹介します。
目次
バンコクの気候って?
バンコクのあるタイは熱帯モンスーン気候に分類されます。1年を通して最高気温が30度を下回らず、平均湿度も70%を超えるとても蒸し暑い気候です。室内では年中エアコンが欠かせません。
さらにバンコク市内はビルが多く風の通りがあまりよくなかったり、地面がコンクリート張りで照り返しも強くリゾート地などの自然が多い場所に比べて体感気温がかなり高くなります。
また、日本のような四季はないのですが、タイでも時期によって3つの時期に分類され、それぞれの時期に特徴があります。それでは各時期の気候の特徴や、バンコクに訪れる際に気を付けることを併せてお話ししていきます。
バンコクの3月から5月
この時期は暑季と言われています。特に4月から5月は暑く、夜になっても気温が30度を下回ることはあまりありません。日中の最高気温は連日35度を越えます。
この時期の観光はとにかく暑さ対策が必須です。日中常に炎天下にいることは避け、こまめに休憩や水分補給を行いましょう。
この時期に観光される方は夏の服装の準備さえあれば大丈夫ですが、特に女性などエアコンの風が苦手な方は薄手の羽織を1枚持っていると屋外と屋内の気温差にも対応できます。
ちなみにタイ人もこの時期に長袖の上着を着て行動している人を意外と見かけます。エアコン対策にもなりますし、日焼け対策にもなるのでおすすめです。
バンコクの6月から10月
この時期は雨季といってほぼ毎日雨が降ります。と言っても、日本の梅雨に振るようなしとしとと1日降り続くような雨ではなく、短時間で土砂降りの雨が降るスコールが降ります。
多い日は1日の間に何度もスコールが降ることも…。湿度も1年のうちでこの時期が一番高く、とても蒸し暑いです。ちなみにバンコク市内は地面がコンクリート張りで排水システムがまだまだ十分ではないので、この時期にスコールが続くと、浸水しタクシーやバスが使えなくなることもあります。
雨季は観光にあまりおすすめな季節ではありませんが、6月から10月の間にタイにお出かけの際は折り畳み傘や雨がっぱを忘れず持って行くようにしてくださいね。荷物に余裕がある人は、突然のスコールに振られた時のために少し多めに着替えやタオルを持って行くと快適に観光できます。
バンコクの11月から2月
この時期は乾季と言って雨がほとんど降りません。湿度も1年の中で低い時期にあたるので、バンコク観光のベストシーズンは11月から2月だと言えるでしょう。日中の気温は30度を超えるのですが、一方で夜になると20度を下回る日も出てきます。1日の気温差が15度以降になることもあるので、服装でうまく調節が必要です。
基本的には夏場日本で着ているような服装で大丈夫です。しかし、陽が落ちてからの観光に備えて薄い長そでの上着を1着カバンに入れて持ち歩くと便利です。
まとめ
バンコクの気候についてご紹介してきました。基本的に1年中最高気温が30度を下回ることがない常夏の国ですが、季節によっては夜肌寒くなったり、雨期には雨がたくさん降ったりと少し観光するには不便な時期もあります。
タイへのご旅行をお考えの方はぜひベストシーズンに訪れることができるようにお休みを調整してみてください。
また、ベストシーズンでの旅行が難しい方も、服装や持ち物を工夫すれば十分にタイ旅行を楽しむことができますので参考にしてくださいね。
素敵なタイ旅行になりますように!