サワディカー!バンコク在住の愛優です。
タイは日本よりも物価が安く、ブランド物や高級食材など、様々なものが日本よりも安く購入できたり、食べられたりします。
今回私が見つけたリーズナブル価格で食べられる「フカヒレ」です。
日本にも全国に数か所ある中華街がバンコクにあり、そこでフカヒレをリーズナブルに食べることができたので、お店の場所やおすすめポイントご紹介していきます。
目次
バンコクの中華街
バンコクのチャイナタウンの歴史は古く、アユタヤの遺跡で有名なアユタヤ朝時代にさかのぼります。
アユタヤ朝時代も終盤。このころアユタヤ朝はビルマ(現在のミャンマー)との戦争で壊滅的な被害を受け、アユタヤでの王都再建を断念した当時の王様であるタークシンは現在のバンコクへと首都を移すことにしました。
最初に王宮をかまえるのに選ばれたのが現在ワット・アルンのある周辺でした。この場所に王都を構えたタークシンは新しくこの場所でトンブリ王朝をつくります。
タークシン失脚後にできた現在の王朝であるチャクリ王朝の初代王であるラーマ一世は新しく王都を川を挟んだ反対側に建設することにしました。その場所が現在の王宮の近くです。
しかしこの場所には多くの華僑が住んでおり、拠点を移すことを余儀なくされました。
その移動先が現在のチャイナタウンのあるヤワラー地区です。
ここで華僑の人たちが新しく華僑の街をつくりそれが現在のチャイナタウンとしてたくさんの観光客が訪れる場所となっています。
ホテルロイヤルバンコク@チャイナタウン
フカヒレをお得に食べられる「和成豊(フアセンホン)」
そんな中華街にある中華レストランが「和成豊(フアセンホン)」です。本店は中華街にあり、連日フカヒレを食べにたくさんの観光客が訪れます。
レストランの名物はもちろんフカヒレスープ。ほどんどのお客さんがこのスープを注文します。
お店に入るとすぐにフカヒレの下ごしらえをお店の至る所で行っていました。高級食材のフカヒレがこんなにたくさん…。1日にいかにたくさんのお客さんが訪れるのかがわかる光景です。
もちろん、フカヒレスープ以外にも中華のメニューが豊富です。
飲茶や酢豚、チャーハンといった代表的な中華料理種類豊富にそろっています。
フカヒレスープだけではなかなかおなかも膨らまないと思うので、中華料理も一緒に頼んでお腹を満たすのがおすすめです。
また、中華街まで行くのが少し大変…。という方はBTS「チットロム駅」から歩いて5分ほどの場所にある「セントラルワールド」というショッピングセンターの中にも和成豊(フアセンホン)が入っており、本店と同じ味を提供しているのでこちらを利用してみてくださいね。
和成豊(フアセンホン)
お得に食べられるフカヒレスープ
席に通してもらったのでいよいよフカヒレスープと注文したいと思います。待つこと10分ほど。
運ばれてきたのは土鍋のような素材のお鍋に入ったぐつぐつと煮えたぎっているできたてのスープでした。
フカヒレは半透明なのでパッと似た感じではあまり料が入っていないように見えますが、お玉ですくってびっくり!
2~3人であれば充分に満足できるほどの量のフカヒレが贅沢にスープに入っていました。
フカヒレ自体には味はありませんが、しいたけの出汁がきいた上品な風味のスープが少し濃い目の味付けなのでスープと一緒に食べると美味しい!
スープにはとろみがついているのでゆっくり食べても最後まであたたかいまま頂くことができました。
また、スープの中にはほぐし実のカニまで…!
フカヒレとカニの入った豪華なスープが一番小さい物であれば400バーツ(約1400円)で食べられます。
数人でシェアすることを考えると一人当たりは数百円…!とてもお得に美味しいフカヒレスープを食べることができました。
まとめ
今回はバンコクでフカヒレをお得に食べられる「和成豊(フアセンホン)」をご紹介してきました。
このほかにも中華街にはミシュランを獲得した美味しいタイ料理のレストランがあったり、食べ歩きできる北京ダックがリーズナブルに食べられる屋台など、お得で美味しいグルメがたくさんあります。
タイに来て中華街!?と思う方もいるかもしれませんが、おすすめの観光スポットです!
ぜひ中華街に立ち寄ってみてくださいね。