サワディカー!バンコク在住の愛優です。
バンコクには中華系のレストランやスーパーが集まる中華街や、日本人が多く住み日本食レストランや日本の食材が買えるスーパーが多くある地域など、エリアによってはまるでバンコクでないような雰囲気を楽しめるエリアが存在します。
その中でも異彩を放っているのがアラブ人街。今回はそんなアラブ人街へ行ってきたので、その様子をご紹介していきます。
目次
バンコクにある「中東」
BTS「ナナ駅」から北に5分ほど歩いた場所にある「Soi3/1」という通りがアラブ人街と呼ばれている場所です。
車がぎりぎり1台通れるかどうかぐらいの、通りにしては少し細い道を入っていくと、まるで国境を越えてしまったかのような光景が広がっています。
これまではタイ語やアルファベットで表記されていた街の看板は、右から左へと読むアラブ文字に代わり、街を歩く人はアラブでよく見る独特な帽子をかぶった白い服の方や、ヒジャブと呼ばれる頭を隠す布をまとった女性がたくさん。
タイでは隣国マレーシアにムスリムの方がたくさんいるということもあり、ヒジャブをまとった女性をたまに見かけるのですが、ここはアラブ人街というだけあって、かなりの女性がヒジャブをまとっていました。
料理も中東料理のレストランから手軽に食べれるケバブまでたくさん!
ムスリムの方は宗教上食べられないものもあるのでこういう場所はありがたいですよね。
Soi Sukhumvit 3/1
ハラール料理や中東料理のお店がずらり
アラブ人街に並ぶお店は、金を扱うお店や日常雑貨を扱うお店など様々ですが、その中でも最も件数が多いのが飲食店でした。
左右に絶え間なく現れる飲食店には、もちろんアラブ語が書いてあり異国感が漂っています。
お店の雰囲気も、どこかバンコクのローカルレストランとは店構えや内装といった見た目はもちろん、お店の雰囲気も違い、まるでアラブの国に来たかのような体験ができます。
実際にケバブを食べてみました
食べ歩きをしながら街を散策したいな…と思っていた私の前に現れたのが店頭で焼かれている大きな肉の塊。肉を切って野菜やオリジナルソースと合わせてケバブ生地でくるんだ料理です。
以前ドイツに住んでいたのですが、ドイツはケバブが安く食べられるのですが、ケバブはお肉はもちろん、意外と野菜も入っているので、野菜を食べたい時によく食べていました。
タイも生野菜を食べる機会があまりなく、気を抜くとビタミン不足に陥って肌がすぐに荒れてしまうので、ここぞとばかりにケバブを注文しました(笑)。
今回ケバブを食べたお店では「チキン」と「ビーフ」。イスラム教では豚を食べることができないのでこの2種類のお肉から選びます。今回はチキンをチョイスしました。
食べてみるとお肉がたっぷり!もちろん野菜もたくさん入っていました。
ソースはヨーグルトやチーズのような酸味があり、あっさりしているので、お肉たっぷりで見た目から思っていたよりも量があったのですがぺろりと食べてしまいました。
アラブ人街への行き方
アラブ人街へはBTS「ナナ駅」から歩いて行くことができます。
ナナ駅で電車を降りたら1番出口を目指してください。そのまま道なりにスクンビット通りを北に歩きます。通りの入口までは歩いて5分ほどで着きます。
歩いているとだんだんとタイ語の看板が少なくなってきてアラブ語の看板が増えてくのが面白いですよ。
まとめ
今回はバンコクにあるアラブ人街をご紹介してきました。
敢えてアラブ料理を食べたくなることがないかもしれませんが、ホテルがたくさんあり観光客が多く滞在するナナ駅近くにあるので、出かける前や帰り道にちょっと立ち寄ってみてくださいね。