サワディカー!バンコク在住の愛優です。
外国に行くと日本では見れない景色が様々なところで見れますが、そんな日本では絶対に見れないような景色をタイでみるのに絶好のスポットがあります。それがメークロン市場です。
今回はそんなメークローン市場にツアーでなくバスを使って行ってきたので、バスを使った行き方をご紹介します。
目次
メークロン市場とは?
メークロン市場はバンコクから西に車で1時間半ほど行った「サムットソンクラーム県」にあります。
この市場が有名になったのは鉄道沿いに並ぶ市場。
ただシンプルに鉄道の線路に沿って並んでいるのであればそれほど珍しくないですが、この市場は列車が通っていない間は線路の近くぎりぎりにまで商品を並べています。
もちろん電車が来たら電車にぶつかるような場所にも当たり前に商品が並んでいます。
さらにはお店のテントも線路の上にまでせり出し、電車が来るとぶつかるほどです。
いざ電車が来るとどうするのか?もちろんこのまま商品が引かれてしまうわけでも、テントがぶつかって壊れてしまうわけでもありません。
この市場で働く人は、列車が来る警笛が聞こえると手際よくテントをたたみ、商品を線路から離してお店の内側まで移動させるのです。
この様子がとても日本では見られる景色でないことや、閉じられた市場を縫うように走る電車の姿が面白いと話題を呼び観光客が訪れるようになりました。
Rom Hoop Market
ตลาดร่มหุบ
メークロン市場へのバスでの行き方
一番のおすすめはこの方法です。
バンコク市内からメークロン市場まではバスで1本で行くことができるので最初にバスのチケットさえ購入してしまえば簡単に行くことができ、さらに行く時間によっては市場を通る電車を2回見ることができます。
バスといっても30~40人ほど乗れる大型バスではなく、10~14人定員の大きなバンのような車のロットゥーと呼ばれるミニバスで行きます。
大きなバスよりも揺れるので、車酔いが心配な人は酔い止めを服用するのを忘れないようにしてくださいね。
ロットゥーでメークロン市場に行くには「チャットチャックミニバスステーション」からタクシーに乗りましょう。
ミニバスステーションまではBTS「モーチット駅」からタクシーで8分ほどです。
しかし、ミニバスステーションは2018年に今の場所にできた新しいバスステーションのため、タクシーの運転手さんも知らない可能性があったり、こことは別にある「北バスステーション」に連れていかれることも…。
地図を見せながら場所を説明したり、「รถโดยสารขนาดเล็ก(จตุจักร)」このタイ語表記を見せて運転手さんに伝えましょう。
バスステーションに着いたらいくつかあるターミナルのうち「D」ターミナルを目指してください。
この建物の中の8番カウンターでチケットを購入することができます。メークロン市場までのバス代金は100バーツ(約350円)です。
そのまま待合室で待っていると時間になると運転手さんが呼びに来てくれるのでしっかり案内を聞いておいてくださいね。
あとはバスに乗ってしまえばメークロン市場まで乗り換えなしで到着します!
着いた場所がメークロン市場からすぐの場所なのもありがたいポイント。ついてからも迷うことなく市場へ行くことができます。
Bangkok Bus Terminal (Chatuchak)チャットチャック
列車の通過時間に注意!
公共交通機関で自力で行く際に注意したいのが市場を通過する電車の時間。メークロン市場を列車が通過するのは全部で8回。下記の通りです。
6:20
08:30
9:00
11:10
11:30
14:30
15:30
17:40
朝一番の6:20の便と一番最後の17:40の便は行き帰りを考えるとあまり現実出来ではないので、列車通過を見ることができる便は1日に6本。朝8:30から15:30の間ということになります。
さらにミニバスは渋滞などなければ1時間半ほどでメークロン市場に到着するのですが、バンコク市内やその近くの高速道路は渋滞にはまると全く動かなくなります…。
早く着く分には列車通過を待つ間に市場を歩いて回ったりと時間をつぶすことはできるので、くれぐれも時間には余裕をもって向かってくださいね。
ちなみにおすすめは8:30と9:00、11:10と11:30の2回を狙っていく方法です。
列車が通る回数が増えるとシャッターチャンスも多くなりますし、1回目は自分の目で見て、2回目にポイントを押さえた上で写真を撮るという楽しみ方もできます。
まとめ
今回はメークローン市場への公共交通機関を使った行き方をご紹介してきました。
公共交通機関を使っていくには、バスだけでなく電車で行く方法もありますが、3回ほどローカルな駅を乗り換えないといけないので少し大変です。
しかし、電車に乗れば市場を通り過ぎる様子を電車の中から見ることができるので、旅慣れた方は電車で行く方法にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
公共交通機関が不安という方はツアーに参加する方法もあるので、ぴったりのアクセス方法でメークロン市場を楽しんでくださいね。