サワディカー！バンコク在住の愛優です。
日々便利になっていくバンコク市内の交通機関。現在BTS（スカイトレイン）と呼ばれる高架鉄道が2路線、MRTと呼ばれる地下鉄が1路線走っています。
渋滞の多いバンコク市内においてバスやタクシーではなく、時間の読める公共交通機関は観光やン地上生活にとても重宝します。
このBTSとMRTは現在延線を勧めており、2019年7月よりMRTの新しい区間がスタートしたので、新しい路線について、またお得なテスト運転期間についてご紹介していきます。
目次
MRTの新しい路線
2019年7月に延線されるまで、MRTはブルーラインとパープルラインの2路線あり、北はパープルラインの「クローンバンパイ駅」から、南は国鉄の駅があるブルーラインの「フアランポーン駅」までを結んでいました。
今回延線したのはブルーラインの「フアランポーン駅」から「タープラ駅」までの5駅です。
新しい路線で観光がぐっと便利に！
この5駅が開通することで観光がとてもしやすくなるんです。
「タープラ駅」の近くにはエメラルドグリーンの天井で有名になった「ワット・パクナム」が、「サナンチャイ駅」の近くには三大寺院の「ワット・ポー」が、さらには「ワットマンコーン駅」には中華街があります。
これまでは中華街やワット・ポーまでいくにはフアランポーン駅やBTSのサイアム駅からタクシーで行かなければいけませんでした。
さらに、サイアムからそういった観光地に行く場合、観光客だと分かるとメーターで走ってくれず、メーターであれば60～80バーツの道のりを「200バーツなら行くよ」と言われる、いわゆるぼったくりタクシーに出会うこともしばしば…。
MRTでそれぞれの観光地から徒歩圏内まで行けるようになることで、この面倒な値段交渉も渋滞にはまる心配もなく観光を楽しむことができます。
さらに、これまではワット・アルンやワット・ポーまでタクシーで行くかBTSで「サパーンタクシン駅」まで行きそこから水上バスでワット・アルンへ行くルートが一般的だったのですが、MRTで2駅でワット・ポーまで行くことができるようになりました。
これだけではありません。寺院を観光した後はナイトマーケットへ…。という方もいらっしゃると思います。もちろん心配ありません。
バンコクで一番人気なナイトマーケットといっても過言ではないカラフルなテントが光る様子を上から見た景色でおなじみの「ラチャダーナイトマーケット」までも三大寺院のある地区からMRTで乗り換えなしで一直線に行けるようになりました。
この路線ができたことでバンコク観光の主要ポイントが1日で楽々回れてしまうという黄金ルートが実現しました。
新しい駅にはこんな見どころも！
延線された区間の駅には駅構内にも見どころがたくさん！
中華街がある「ワットマンコーン駅」は中華街をモチーフにした赤い装飾や中華の雰囲気を感じられる装飾が施され、さらにARで写真撮影ができる場所があるので駅構内でも楽しむことができます。
さらに「サナンチャイ駅」はバンコクで一番きれいな駅とも言われており、寺院の内装をそのまま駅に持ってきたかのような豪華絢爛な駅の様子を見ることができます。
駅でも写真を撮ったり観光するという新しい楽しみ方ができるようになりました。
お得なテスト運転期間
これは9月までにバンコク観光にくる方限定の情報になるのですが、9月28日までは試運転期間として延線区間の運賃が無料で乗車することができるんです！
例えばワット・ポーの近くの「サナンチャイ駅」からラチャダーナイトマーケットのある「タイランドカルチュアルセンター」まで行く場合、途中の「フアランポーン駅」から「タイランドカルチュアルセンター」までの運賃で乗車できます。
（試運転区間のみを乗車する場合は16バーツの運賃が必要なのでご注意下さい。）
しかし試運転期間はほかのMRT区間よりも営業時間が短いのでお気を付けくださいね。
まとめ
今回は2019年7月からスタートしたMRTの新しい区間についてご紹介してきました。
お昼にワット・アルンやワット・ポーを観光して、そのまま夕方から上から見たカラフルなテントの景色でおなじみのラチャダーナイトマーケットまで乗り換えなしで行けるというベストルートが可能になりました！
どんどん便利になっていくバンコクの交通機関、みなさんも観光の移動手段に役立ててくださいね。
