【タイ・バンコクから他の国へ】長距離バスを乗りこなそう!バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方を徹底解説いたします。

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

サワディカー!バンコク在住の愛優です。

東南アジアは一つ一つの国がそこまで大きくなく、隣国へと行きやすいという特徴があります。せっかくタイへ旅行へ来たのであれば他の国にも旅行したいという方は多いと思います。

長期間の旅行であればずっとタイにいるよりはもっとたくさんの国を見てみたいですよね。

そこで今回はバンコクから長距離バスで乗り換えなしで直接国境越えができるラオスとカンボジアへの長距離バスの乗り方をご紹介します。

ラオスやカンボジアまでバスで行く時におすすめのバス会社は?

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

バンコクから乗り換えなく行先の街まで国境を越えていくことができる国は2か所あります。

1つがラオスの首都であるビエンチャンという街。

もう1つがアンコールワットで有名なカンボジアのシェムリアップという街です。

この2つの街まで行くのにおすすめのバス会社が「トランスポート社」というタイのバス会社が運行しているバスです。このバス会社のおすすめポイントは全部で3つ。

1つ目はなんといっても同じバスで目的地(終点)まで行けることです。

国境付近の街で一度バスを乗り換えさらに国境を越えた先にある街を目指すバスに乗り換える方法もあるのですが、一度バスを降りた場所でまたバスを探さなければならずとても手間がかかります。

2つ目は3列シートの席でゆっくり休めることです。トランスポート社の運行している国境越えバスはどちらも8時間ほどかかるのですが、3列シートでかなりの角度まで倒れるのでゆっくりと睡眠をとることができます。

3つ目は軽食や水がついてくることです。乗車してすぐに水と簡単な食べ物が配られます。

もちろん途中で休憩時間もあるので、コンビニで少しお菓子を買って食べることもできますが、バス車内でもらえるのであればその必要もありません。休憩の時間を心配せず心置きなく休むことができます。

チケットの予約方法

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

ラオス行きのバスもカンボジア行きのバスも予約方法は同じです。インターネットで予約する方法と直接「モーチットバスターミナル」に行って予約する方法とがあります。

バスターミナルはBTS「モーチット駅」から車で10分ほどの場所にあります。

そのあたりに宿をとっていれば直接予約しに行く難しくないですが、なかなかそのあたりに宿をとっている方は少ないと思うので、今回はインターネットでの予約するのがおすすめです。

インターネットでの予約は下記のサイトからできます。
「Thai Ticket Major」(http://www.thaiticketmajor.com/bus/ttmbus/index.php

サイトはタイ語だけでなく英語での予約購入もできるのでタイ語が分からない方も安心して予約してください。

予約後登録したメールアドレスにチケットが送られてくるのですが、このチケットを忘れずに印刷してバスセンターにもってくようにしましょう。

乗車日当日の流れ

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

乗車当日は印刷したチケットをもって「モーチットバスターミナル」へと向かいます。

最寄り駅は先ほどお話しした通りBTS「モーチット駅」です。ここからは歩くと30分ほど、タクシーであれば10分ほどで到着します。陽が落ちた後であれば歩くこともできる距離ですが、モーチット駅にはたくさんタクシーが止まっているのでタクシーの利用をおすすめします。

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

モーチットバスターミナルに到着したら、チケットを発券してもらいましょう。

上の写真のトランスポート社のカウンターに行って印刷したチケットを見せたらそのまま発券してくれます。

必ず日付や行先、席や乗り場等を間違っていないか確認しておきましょう。

チケットを発券し終わったらいよいよバスへと乗り込みます。

この時大きな荷物がある方はバスの荷物入れに預けることもできます、私は行きも帰りも一番前の席だったので席の前にかなりの余裕があり、自分の席の前においていました。

ぶじに乗車できたら時間になってバスが出発するのを待ちましょう。

バスに乗ってからの流れ

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

バスに乗ってから水や軽食が配られます。割とすぐに配ってくれるのでどうしても眠いという方も寝る前に受け取ってから寝ましょう。

あとは休憩所に数回止まりますが、ここでは降りたくない場合は降りなくても構いません。

絶対に降りなければいけないのはタイ出国とラオス、カンボジアの入国の2回です。この2回はどんなに眠くても一度バスを降りて手続きをしなければなりません。

また、手続きが終わってから戻ってくるバスも同じバスなので、バスの外観を写真に撮っておいたり、バスのナンバーをメモしておくと迷わずに戻ってくることができます。

カンボジア入国の際には注意!ビザが必要!

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

基本的にはラオスもカンボジアも流れは同じなのですが、カンボジアは入国にビザが必要です。

入国の手続きを行うイミグレーションでアライバルビザと呼ばれる到着したその場で申請するビザを申請することができるので、事前の準備や申請は不要です。

基本的に案内に沿って進むと入国審査手続きをする場所に着けるのですが、アライバルビザを取得する方はこの入国審査の手続きをする前に忘れないようにビザ取得の手続きをする場所へ行くようにしてくださいね。

まとめ

バンコクのバスターミナルから出発する国境超えバスの乗り方

今回はバンコクから直接国境を越えて行けるラオスのビエンチャンとカンボジアのシェムリアップまでの行き方をご紹介しました。

どちらも3000円前後ぽっきりで快適なバス旅をしながら国境を越え隣の国へ移動できるのは東南アジアならでは。

せっかく陸路で国境を接している国へ来たら陸路での国境越えを体験してみてい方も多いと思います。

ぜひ、日本では絶対にできない体験をタイ~ラオス、タイ~カンボジアの故国境越えで体験してみてくださいね。