バンコク市内に400以上あるといわれている寺院。歴史と伝統ある寺院は、バンコクを訪れたら必ず足を運びたい場所ですよね。
実はタイの寺院には、服装等のマナーがいくつか存在します。気をつけるべき注意点やタブーを徹底解説。この記事を読めば、不安を払拭して寺院観光に行くことができます!
目次
タイの寺院では、露出の激しい服装はNG!
寺院を訪れる際は、露出の激しい服装はNGです。
【NGの服装】
・男女共にノースリーブの服(タンクトップなど)
・男女共に膝が見える服(ミニスカート、ハーフパンツなど)
露出NGとはいっても、長袖を着る必要はありません。半袖の洋服と、足首まであるパンツを履けば大丈夫。女性の場合は、ロングスカートでもOKです。
筆者(女)が寺院を訪れる際は、半袖Tシャツにデニムのスキニーパンツ、もしくはノースリーブのマキシワンピにカーディガンを羽織るスタイルが鉄板です。一度も止められたり、入場拒否となったことはありません。
ただネットでよくよく調べると「脚の形がくっきり分かるレギンスやスキニーパンツはNG」との記載がちらほら。私は止められたことはありませんが、体のラインがわかりにくい服装を選ぶのが無難かもしれません。
また、多くの寺院は土足厳禁。寺院の入り口横に設置してある靴箱に靴を入れなくてはなりません。裸足でもかまいませんが、足裏が汚れるのが嫌で私は必ず靴下+スニーカーのスタイルで行っています。そして万が一履き違えや盗難にあった時のショックを最小限にするために、一番汚れている安いスニーカーで行くようにしています(笑)。
もし万が一露出した格好で寺院に行ってしまったら
もし万が一タンクトップやハーフパンツで寺院を訪れてしまった場合、多くの寺院で体が隠れるストールの貸し出しを行なっています。なのでそれを羽織れば大丈夫。
ただ、いろんな人が使っており、最後にいつ洗ったのか不明な臭いのストールが多かったため、個人的には絶対ストールは使いたくないと思っています。寺院に行く日はそれに適した格好をしていくのが、一番良いでしょう。
寺院内は飲食禁止
寺院の中では飲食禁止。さすがにご飯を食べる人はいないかと思いますが、水なども入り口で没収されてしまいます。帰り際に返してもらえるので、心配な人は自分のだと分かるよう目印をつけておくと良いかもしれません。
女性が僧侶に触れるのは厳禁
タイの仏教には、厳格な戒律があります。日本の僧侶とはちがい、一度入門すると女性とのお付き合いはもちろん、結婚もできません。そして、女性と触れることも許されないのです。これは寺院内に限った話ではなく、街中でも同じルール。女性はなるべく僧侶に近づかないよう気をつけましょう。
お参りセットを購入してお参りする
多くの寺院で、お線香、ろうそく、お花、金箔がセットになったお参りセットが売っています。お店が売っている時は基本的に20バーツ(約68円)ぐらいですが、寺院が運営している時には値段がついていません。多くの場合寄付ボックスが設置してあるので、そこに個々が決めた金額を入れる方式。20バーツを入れる人が多いようです。
その寺院それぞれのルールにのっとって、お線香をたき、ろうそくをともし、金箔を仏像に貼り付けてお参りしていきます。
タイには熱心な仏教徒が多く、お参りも盛ん。彼らの作法を真似て、正しい作法で参拝するようにしましょう。
まとめ
毎年多くの外国人観光客が、タイの寺院を訪れます。今回述べたのはおおまかなルールですが、細かいマナーや作法は寺院によって異なります。寛容な寺院もあれば、厳格な寺院までさまざまです。お目当ての寺院を訪れる際は、事前にルールやマナーを調べることを怠らないよう気をつけましょう。