バンコク旅行で気をつけたい事の1つが「渋滞」。バンコクは渋滞が発生しやすく、まれに大幅な時間ロスにつながります。効率良く観光するためにも、渋滞の時間帯や場所を事前に把握しておきましょう。
目次
バンコクで渋滞が発生する時間帯は?
バンコクの渋滞が発生しやすい時間帯は、日本のラッシュアワーと似ています。通勤や通学の時間帯にあたる午前7時〜9時過ぎ、帰宅の時間帯にあたる17時〜18時はかなり混雑。
午後15時過ぎにも学校へのお迎えや送迎バスで渋滞に巻き込まれることがありますが、筆者の体験上、数分もすれば抜けられるものが多い気がします。
17時過ぎからの渋滞に巻き込まれたらもう大変。一度15分で着く距離を、1時間かかったことがあります。しかもその時はメーター制のタクシーを利用していたため、料金がいつもの2倍以上かかり、悲しい思い出になりました。
ちなみに雨が降るなど天候が悪化すると、ちょっとした距離でも車に乗る人が増えるので、必ず渋滞になります。また王族やVIP待遇の人が移動する場合も、付近の交通が遮断されるため渋滞の原因に。
バンコクで渋滞が発生しやすい場所は?
渋滞が激しいのは、やっぱりバンコクの中心地。中でも特に渋滞が激しいエリアとして知られているのは、スクンビット通り、シーロム通り、サートーン通り、ラチャダーピセーク通り、ペチャブリー通り、ラマ4通り、サイアム周辺です。
どこも多くのショッピングモールや企業、レストラン等が立ち並ぶバンコク屈指の繁華街。繁華街に行く場合は、時間帯に気をつけましょう。
バンコクで渋滞に巻き込まれない方法1:BTSやMRTを利用する
バンコクで渋滞に巻き込まれない最も効果的な方法、それは「なるべく車に乗らないこと」。バンコクの渋滞は、時間にある程度の法則性があるものの、普段は混まない時間帯にいきなり混んだり、大通りは空いているのに小道が混んでいたりと、説明のつかない現象も多々起きます。たとえ渋滞が発生しやすい時間帯でなくても、バンコク市内の移動はなるべくBTSやMRTといった電車を使うよう心がけましょう。
ただ、バンコクは日本のようにどこへでも電車で行けるわけではありません。目的地の近くに駅がない場合は、なるべく近い駅まで電車で移動し、そこからタクシーを捕まえるようにしましょう。
バンコクで渋滞に巻き込まれない方法2:できるだけ歩く
BTSもMRTもない場所に行く場合は、筆者は「とにかく歩いてからタクシーに乗る」ということを実践しています。
どういうことかというと、たとえば道路沿いをずーっと歩き、「あ、そろそろ空いてきたな」というタイミングでタクシーを捕まえるんです。また渋滞に巻き込まれたら、「ここでいいです」と言ってその場で降りてそこから歩く場合も。
良い運動になりますし、何より車の動きを読みながら行動できるので、効率的だと思います。
バンコクで渋滞に巻き込まれない方法3:バイクタクシーを利用する
バイクタクシー、通称バイタクを利用するのもひとつの手。バイタクは車と同じ道路を使用しますが、バイクはすり抜け可能なので渋滞に巻き込まれません。
バンコクではそこら中にバイタクがあるため、簡単につかまります。また、料金もタクシーと比較すると安いため、多くのタイ人が利用している交通手段でもあります。
ただ、筆者はバイタクを利用したことがありません。その理由は「事故が怖いから」。バンコクでバイク事故を何度か見たことがありますし、客用のヘルメックが用意されていないのも、不安の種。
よっぽどの状況にならない限り、利用しないと思います。
まとめ
バンコクの渋滞発生率は世界でもトップクラス。ですが発生しやすい時間帯や他の交通機関を把握していれば、避けることは不可能ではありません。
上手に渋滞をかわし、バンコク旅行を楽しみましょう!