スワンナプーム国際空港からバンコク市内へ行くには、4つの移動手段があります。
目次
バンコクの空港から市街地までの移動手段1:タクシー
スワンナプーム国際空港からバンコク市内へ行く手段のひとつに、タクシーがあります。料金は場所や渋滞具合にもよりますが、平均250バーツ〜350バーツ(約850円〜1200円)ほど。また高速道路を使用するため、追加で100バーツ(約350円)の高速道路利用料がかかります。
さらに空港利用料が追加で50バーツ追加されるため、500バーツほど用意しておくと安心でしょう。所要時間は地図上では30分ほどですが、渋滞なども考えると1時間はみておくのが安心です。
メーターをつけてくれず、高い料金をふっかけてくる悪質な運転手もなかにはいます。タクシーに乗る際はまず「メータータクシー」であることと「メーターを使ってくれること」を確認してください。少しでももめるようであればすぐに降りましょう。
バンコクの空港から市街地までの移動手段2:空港専用バス
空港から市内までバスで移動するのも、一般的な手段。ただ最終運行時間が決まっていたり、1日の運行本数が決まっていたりと制限があるため注意が必要です。
おすすめはカオサン通りまで連れていってくれる「S1」というバス。料金は片道60バーツ(約200円)と格安です。スワンナプーム国際空港1階の7番バス乗り場から乗れます。空港ターミナルから少し歩くので、時間に余裕をもって行動しましょう。
バンコクの空港から市街地までの移動手段3:電車(MRT)
バンコクに慣れている方は、電車を使うのもおすすめ。スワンナプーム国際空港から「エアポートレールリンク」という電車がバンコク市内に向けて走っており、ある程度の土地勘があればとても便利です。
運行は朝6時から深夜0時まで。行き先にもよりますが、たとえば地下鉄MRTに乗り換えられる「マッカサン シティ インターチェンジ駅」までは特急を利用すると片道90バーツ(約300円)。
各駅停車の場合は、区間によって15〜45バーツ(約50円〜150円)ほどです。路線によって行き先が異なるため、注意が必要。
バンコクの空港から市街地までの移動手段4:Grab(グラブ)
Grabを利用するのもひとつの手段です。Grabは日本でいうUberのような、タクシー配車アプリ。アプリをダウンロードして、行き先を登録してタクシーを呼び出します。事前に金額が表示されるのでぼったくりの心配はなし。クレジットカードを登録しておけばわずらわしいお金のやりとりも発生しないので、観光客にとってとっても便利な手段です。
まとめ
空港から市内までは、さまざまな交通手段があります。バスや電車などもありますが、初めてバンコクを訪れる場合、個人的なおすすめはやっぱりタクシー。目的地までまっすぐ向かってくれますし、いくら他の交通手段より高いといえど、日本のタクシーに比べたら格安です。
筆者も初めてバンコクを訪れた際は、タクシーを利用しました。ただ誤算だったのはGrabを使った点。Grabはバンコク市内では便利ですが、前述のとおり空港では駐車禁止の場所が多いため、待ち合わせに大変苦労しました(20分ほど歩き回ってやっと見つけた気がします……)。
素直に空港に並んでいるタクシーに乗り、行き先をタイ語に訳した画面などを運転手に見せれば問題ないかと思います。旅の始まり、どうせなら快適に移動したいもの。自分に合った交通手段で、バンコクを思いっきり楽しんでください!