バンコクには、旅行客も楽しめるイケてるイベントがたくさんあります。時期によって参加できるイベントが異なり、観光客の中には目当てのイベントに参加するためだけに訪タイする人までいるほど。中でも特におすすめのイベントを3つご紹介します!
目次
旅行者も楽しめるバンコクのイケてるイベント1:ソンクラーン(水掛祭り)
ソンクラーンは、タイにおける旧正月(現在は毎年4月13日〜15日の3日間)に行われる水掛け祭りとして知られています。
ソンクラーンにまつわるイベントはタイ全土で開催されますが、特に盛り上がるのはバンコク中心地。「シーロム通り」や「カオサン通り」などでは大規模な水掛け合戦が行われます。
他にもサイアム・スクエアなどの商業施設でも水掛けイベントが開催されたり、ナイトクラブで盛り上がるエリアではDJが音楽をかけながら水を掛け合うイベントも開催されるんです。
この期間はただ歩いているだけでも水をかけられてしまう可能性があるため、身につけるものには注意が必要。服の下に水着を着用する、ビーサンを履く、濡れてほしくない貴重品は持ち歩かないかもしくは防水バッグに入れる、などの対策を行いましょう。
旅行者も楽しめるバンコクのイケてるイベント2:ロイクラトン祭り
ロイクラトン祭は旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に行われる、水の祭典です「ロイクラトン」とは、灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人々の間で古くから続いていた風習のこと。
毎年11月頃になると、灯籠を川に流す人々の姿がタイ全土で見られ、タイを象徴する祭りのひとつです。
満月が輝く中、ろうそくや線香をともし、花などで飾られた数々のクラトンが川を流れていく様は、とても幻想的。テレビで見たことがある方も多いかもしれませんが、その幻想的な光景は直接見る価値ありです。
バンコクにはチャオプラヤー川という大きな川が流れているため、街全体がロイクラトン祭り一色になります。2019年のロイクラトン祭りの日程はまだ発表されていませんが、2019年は11月12日(火)が満月のため、その日程前後で開催される可能性が高い模様。
ぜひ心温まる幻想的な光景を一目見に、この時期にタイを訪れてみてはいかがでしょうか。
旅行者も楽しめるバンコクのイケてるイベント3:プートモンコン(農耕祭)
あまり知名度は高くありませんが、プートモンコン(農耕祭)と呼ばれる、田植え初めの儀式も、タイの伝統的なお祭りです。毎年5月半ばに始まる雨季の前に開催されます。
タイ王国王室によって取り仕切られ、タイの王宮広場前で毎年開催。タイ中の農民が祝福を受ける式典の日として、官公庁などは休みになるのが通例です。
2019年度のプートモンコンは5月14日に行われました。ちなみにプートモンコンの開催日は毎年占星術によって決められ、タイ王国宮内庁によって発表されます。
日本と同じようにお米を主食とするタイならではのこの儀式では、二頭の聖なる白い牛がコメ、とうもろこし、豆、ゴマ、草、木、酒のうちの何を食べるかによって今年の作物の出来を占います。
多くのタイ国民が注目するこの行事。もし5月半ばにバンコクを訪れた際は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
タイには日本とはまったく違うイベントが、数多く開催されます。その多くは、仏教徒が大半を占めるタイならではの行事。
タイのイベントを体験してみれば、その歴史と重みを感じることができるかもしれません。タイを訪れた際は、ぜひイベント情報をチェックしてみてください。