ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【コロナウイルスとミャンマーの関係】について解説します。
「ミャンマーはコロナウイルスの感染者が出ていないの?」
「今、ミャンマーに入国することができるってほんと?」
これらの声に答えることができる記事になっていること間違いなし!是非最後までお読みください!
ミャンマーに入国できるの?
ミャンマーへの入国は実質的に不可能です。日本人はノービザで入国することができますが、飛行機の制限があるためです。
現在、ヤンゴンへアクセス可能な航空機は、実質ANA直行便のみです。これまで経由便として発着陸していたLCCや海外航空会社が運行を停止しているためです。
さらに、搭乗時に72時間以内に取得の『コロナ陰性を証明する診断書』が必要です。コロナの症状が確認ができない日本人は検査を受診することができないため、この診断書は実質用意できません。
また、入国ができた場合でも『すべての入国者は隔離施設で14日間隔離』とされています。また、隔離施設の衛生状況は著しく劣悪とされており、感染リスクが高い環境にさらされるとのことです。
東南アジアに飛行機が飛ばないってほんと?
日本からミャンマーへの航空機は、直行便ではANA、経由便ではタイ航空やノックスクート、エアアジアなどの外資系航空会社が就航しています。
3月末現在、ANA以外のほぼ全ての経由便が運行休止、およびトランジット制限を施行しています。そのためミャンマーに入国する手段はANAを利用した直行便に限られます。
しかし、前述した通り『コロナ陰性を証明する診断書』が必要であり、入国後14日間は強制隔離となります。観光目的でミャンマー旅行をお考えの方は、今一度再考する必要があると考えます。
ミャンマー国内の様子
ミャンマーでは3月23日に初の感染者が確認され2020/03/27の段階5名の感染者が公表されています。海外からの帰国者が大多数を占めていることから、感染者の居住地域は『事実上閉鎖』の措置を取っています。
『事実上閉鎖』では、観光目的として訪れている外国人は立ち入ることが不可能になります。
感染者が確認された後は、一時的にスーパーなどで食料品や日用品などの買い占めが起こりました。また、商業施設およびスーパーマーケットでは検熱装置を導入するなどして、一定の体温がある客の入館拒否などの施策をとっています。
チャイティーヨパゴダ(ゴールデンロック)は3月20日より一時的に封鎖が決まるなど、歴史的建築物などの観光スポットは封鎖されています。
治安も軽視できません。感染者が確認された後、タイに出稼ぎに出ているミャンマー人が一斉に帰国するなどし、国境付近に大勢のミャンマー人が集約しました。つまり、職を失ったミャンマー人が大勢いるということを意味します。この状況が長引けば治安が崩れてくるリスクも想定できます。
まとめ
- ミャンマーへの入国は実質不可能
- ミャンマーでも感染者が増加している
上記の点について解説いたしました。ぜひご参考に!ミャンマーへ出入国ができるか否か、またビザなしで入国できるのか、旅行はできるのかの判断が難しい場合は外務省のホームページ、およびミャンマー大使館の情報が最も正確であるため参照されることをおすすめします。