ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ミャンマーの秘境!『インレー湖』にアクセスする方法】について解説します。
インレー湖ってどんな場所?
ミャンマーの観光名所の一つであるインレー湖。標高800m以上という高地に位置し、面積43.5㎢を誇る巨大な湖には、およそ15万の少数民族が水上生活を送っています。
ビルマ語でインレー湖は、「イン」が湖、レーが「4つ」という意味です。その広さから、地元ではもともと4つあった湖を近くに住む鬼が、1つにしたという伝説が残っています。
水上には竹や材木で作られた民家が立ち並び、水上パゴダや宝石店、蓮の茎やシルクを用いロンジーやスカーフを生成する工場などがあります。近隣の街『ニャウンシェ』では特殊な技法を用いた漁法でナマズなどの海産物、水上に作られた田畑で耕作されたトマトなどの野菜、観光業などが盛んです。
インレー湖にはどうやって行くの?
インレー湖は湖であるため、観光の玄関口になる街が別にあります。最も近隣にあり栄えている街の名称が『ニャウンシュエ』です。
湖の北側にある小さな町でありながら、旅行店やホテル、レストランなどが密集しており、市場が頻繁に開かれインレー湖でとれた魚やトマトなどの作物が並びます。日本人が経営するコーヒー店、格安ホステル、4G/LTE回線が入る環境でありながらWi-Fiを完備しているカフェもあるため暮らしやすい街です。この町のボート乗り場からボートに乗り、運河をしばらく進んで行くと、広大なインレー湖に出ます。
また、インレー湖入域料として15,000ksが必要です。バスの中でも検査官が立ち入り請求されます。クレジット払いなどは不可です。事前に15,000ksを所持しておく必要があります。
『ニャウンシェ』へアクセスする方法について解説!
飛行機を利用する場合
ヤンゴン空港から飛行機で『ヘーホー空港』へ移動する方法です。ヤンゴン空港から国内線でヘーホー(Heho)という町へ行きタクシーを用いて『ニャウンシェ』へ向かいましょう。
- 所要時間:1時間
- 費用:片道100~150USD(約1万~1万5,000円)です。
- コメント:最も所要時間がかからないオススメな移動方法です。ヘーホーからタクシー移動でさらに料金がかかるため、料金はバス移動の4~5倍まで跳ね上がる点が難点です。
バスを利用する場合
ヤンゴンのアウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)から「ニャウンシュエ行き」か「タウンジー行き」のバスに乗車します。直行となるニャウンシュエ行きのバスは本数は少ない傾向にあるため、タウンジー行きに乗って途中乗り換えとなるケースもあります。オススメのバス会社は『FAMOUS』です
- 所要時間:10時間
- 費用:15,000ks〜20,000ks(約1,050円〜1,400円)
- コメント:10時間のロングライドは体力的にもキツいものがあります。また、路面状況が好ましくないため深い睡眠は取れません。料金を抑えたい方はオススメです。
※電車で移動する方法もありますが現実的ではないため掲載しません。
インレー湖までアクセスする方法
『ニャウンシェ』から『インレー湖』までアクセスする方法はボートのみです。ボート乗船場所は『ニャウンシェ』市内にある『Inle Boat Station』が最もポピュラーです。
- バス会社と連携があるボート所持者に頼む
- ホテルやホステルからツアーに申し込む
- 『Inle Boat Station』に向かい交渉する
などなどの方法があります。相場は1日貸切で15,000ks(約1,050円)です。ミャンマー国籍であれば1,000ksで乗船可能とのことです。とある旅行者ブログによるとビルマ語が堪能な方であれば1,000ksで乗船できたとのことです。
まとめ
- インレー湖に向かうには『ニャウンシェ』にアクセスする
- 『ニャウンシェ』まではバスか飛行機の二択
- インレー湖までは『Inle Boat Station』からボートでアクセス
以上です!