メーソートバスステーションからこんにちは。ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【陸路でタイからミャンマーに突撃する方法】について解説します!
バンコクのバスターミナル、チケット購入方法は前半記事をご参照ください!
【2019冬更新】バンコク⇒ミャンマーの国境超えバス体験記・前編(バスチケット購入からバス乗車まで)
チケット購入が済んだらゲートに並ぶだけ!

チケットは買いましたか?「チケットとはなんぞや?ぺらぺらの紙切れしか持ってないでえ」という方、ご安心を。領収書のようなその紙切れ(画像参照)こそがチケットです。
このチケットを持ってゲートへGoしましょう。ゲートNo.はチケットに書かれています。

ターミナル内に標識があります。

初見でしたが迷いませんでした。数字は全世界共通言語です。
施設内でロングライドに備えましょう




- セブンイレブンなどのコンビニエンスストア
- カフェやパン屋
- スイーツ
- フードコート
など時間をつぶせる施設や買い物ができる店舗など多彩。バンコクからメーソートまでは8時間〜9時間かかる超ロングライド。食料や水分の調達、身支度管理などを行っておきましょう。
バス会社にもよりますが、道中に20分のトイレ休憩があります。また車種によっては軽食やボトルウォーターなどのアメニティが付属します。

僕は油系が少ない麺料理を注文。酔いやすい方でもおすすめ。35バーツほどです。
車内は快適!(個人談:日本国内の深夜バスより快適でした。)

出発10分前から乗車案内が始まっていました。荷物を車内に預けてライドオンです。
荷物をトランクルームに預ける際、運転手になにか注意されました。僕の荷物は65Lのバックパックと長辺110cmほどの楽器。おそらく「だいじなものは車内に持ち込みな!」という忠告だったと思います。

予約しているはずの座席に先客が。

パンでした。

以下、乗り心地の感想です。褒めちぎってますがお金をもらっている訳ではありません。
- 2シート x 1シート
- それぞれのシートが独立しておりリクライニングし放題
- 前後間隔がかなり広くて快適
- もちろんコンセント完備
- Wi-Fiあるって聞いてたけど飛んでいなかった
- タイの道路はとても整備されていてラスト1時間以外は快適
- ラスト1時間は曲がりくねったり跳ねたり飛んだり大変
- タークという地区に入るととにかく星が綺麗
- これで630バーツ(約1,600円)は安すぎる
といった所感です。僕の座席は1シートの方。おそらく事前予約の効果だと思います。
途中休憩は出発して5時間後

途中休憩は出発して5時間経過した03:00amあたりで1回。

肉まんが美味しそうでした。休憩時間は20分です。
休憩所→メーソート到着の間にパスポートチェックあり

一旦停車→警備員が乗車→徘徊→パスポートチェックというイベントが発生します。パスポートはトランクルームに入れないように注意しましょう。

この辺りからちらほら下車する方が増え始めます。ミャンマー突破組は最終停車場所までGoです。
メーソートに到着

メーソートのバスステーションに到着です。全員降りるのでそこで降りればOKです。僕が到着した時刻は04:36am。8時間半を超えるロングライドでした。お疲れ様でした。
メーソートから国境までは約3km

メーソートから国境までは約3km。徒歩で45分、ソンテウで10分ほどです。
画像のMoei Riverがその国境の役割を果たす川です。「ミャワディミャワディ!」と叫んでいるおじさんに近づけばOK。料金は50バーツ。料金が聞き取れない場合は電卓アプリで数字を打ち込んでもらいましょう。

大通りまで出れば20バーツでソンテウ利用可能です。資金不足という方はバスターミナルから離れてみましょう。
ミャンマーの国境に到着

国境に到着。タイ側の出国審査です。オープン前ですが長蛇の列。この列はほとんどがタイおよびミャンマー人です。
05:30amにゲートが開きます。日本人を含む外国人は別に案内されるため長蛇の列に並ぶ必要はありません。出国審査および入国審査の所要時間はおよそ20分ほどでした。

ミャンマーに入国です。おめでとうございました。
まとめ
バンコクから陸路でミャンマーの街であるミャワディまで9時間でアクセス可能です!陸路で国境を超える経験は以上に稀有なもの。旅好きな方はぜひ!しかし同一国同士の陸路での国境越えは年に2回までと決まっている情報を耳にしました。ほどほどにしましょう!