ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ビルマ料理の定番?モヒンガー】について解説します。
ビルマ料理って一体どんな料理?
ビルマとは昔のミャンマーの呼び名です。その名の通りミャンマーで愛されている料理をさします。日本同様、国の地方ごとに郷土料理が存在します。
- ビルマ料理
- ラカイン料理
- シャン料理カチン料理
ミャンマーは非常に国土が広く、さらに複数の民族が共存する多民族国家です。そのため地域性・多様性に富んだ料理が存在します。また近隣諸国の影響を受けている点も特徴的です。隣国であるタイや中国、インドの現地人も非常に多いため、市街地には中華料理やインド料理、タイ料理が豊富に存在しています。
モヒンガーってどんな料理?

モヒンガーはミャンマー人にとって外せない国民料理です。主に朝食時に食べられる機会が多いとのことです。ナマズから取った出汁に薬味を入れて整えられたスープ、そしてライスヌードルが使用されています。薬味や調味料は店によって大きく異なる点も特徴的です。
- レモングラス
- ニンニク
- ショウガ
- ジャガイモ
- パクチー
- コショウ
- タマネギ
- ウコン
- 大豆
- 溶いた卵
- バナナ
- バナナの茎
などがすり潰されています。特に後半の調味料は店によって無い場合も多いにあります。ホテルや商業施設内のレストランで提供されるモヒンガーは、比較的クセがなく食べやすいように作られているケースがほとんどです。

油も大量に使用されています。ローカルストリートで提供されるモヒンガーは、この油が時間経過によりかなりベタつく場合があるとか。また、ナマズの臭みが強烈に出ている店を多くあります。
初心者の方はレストランやホテルで召し上がることをおすすめします。
筆者が体験したお店は『ICE BERRY』

大規模商業施設『ミャンマープラザ』にある『ICE BERRY』では非常に食べやすいモヒンガーが提供されていました。

価格帯は1,000ks〜1,200ks(約84円)と手頃。写真はEgg(卵)モヒンガーです。すり潰されたじゃがいもが印象的な味わい。魚の臭みはほとんどなく、あっという間に完食しました。

トッピングもモヒンガーの醍醐味。
- パクチー
- 唐辛子
- ナンプラー
- 青唐辛子
以上、4種類のトッピングが可能です。

フューチャリングパクチー。健康的で美味しい。延々と足すことができる点もミャンマーの利点。トッピングではなく、すでにスープに混ぜられて提供されるケースもあるため苦手な方はあらかじめ「No パクチー」を宣言しておくことをおすすめします。ビルマ料理最高です。
ローカル食堂はちょっと…という方はミャンマー料理、ビルマ料理を提供しているレストランで食べてみることをおすすめします!
Ice Berry
77 5th Street, Yangon, ミャンマー (ビルマ)
77 ၅ လမ်း, ရန်ကုန်
まとめ
ビルマ料理で有名なモヒンガーはナマズ出汁とすりつぶした調味料がスープ、麺がライスヌードルの麺料理です。店によっては生臭いですがレストランのモヒンガーは匂いがなく食べやすい!
以上です!ローカル食堂で500ksで食べることができる国民食であるモヒンガー。ミャンマーの食文化を語る上では外せない重要なビルマ料理の一つです!観光の際はぜひ試してみてください!