ミンガラーバ!ミャンマー星人の林ツイタチです。ミャンマーの魅力を文章や写真で発信しながら生きています。この記事では【ミャンマーのクリスマス】について解説します。
ミャンマーは仏教の国
ミャンマーは仏教の国です。2014年に行われた国勢調査によると、
- 仏教87.9%
- キリスト教が6.2%
- イスラム教4.3%
- ヒンドゥー教0.5%
- その他1%
- 無宗教0.1%
という構成になっています。仏教を信仰している国民の数はおよそ3800万人にも昇り、その総数は世界4位の人口です。ちなみに3位は隣国タイで仏教徒の割合も9割近くです。
仏教の国『ミャンマー』のクリスマス
仏教の国『ミャンマー』のクリスマスを現地ライターが肌で実感してまいりました。印象を端的に述べると、
- 観光客が多い地域ではクリスマス色を存分に出している印象
- それ以外の地域ではほぼ興味なし
- ヤンゴン市外でもホテルや観光地ではクリスマス色を感じる
といった具合です。

写真はヤンゴン市内の『ジャンクション・シティ』や『ボージョー・アウン=サンマーケット』が立ち並ぶ『BO GYOKE Rd』の光景です。
観光客が足しげく通う商業施設があるためか、サンタクロースやトナカイの飾りが至るところに点在しています。何気ないスーパーマーケットも写真の通りイルミネーションが飾られています。

ちなみにBGMはなし。『ジャンクションシティ』内にもBGMのような音楽がほとんどかかっていないためクリスマス感はあまりない印象です。
ミャンマーにとってのクリスマスって?

こちらは『スーレースクエア』です。旅行客から絶大な人気を博する五つ星ホテル『シャングリラホテル』やガイドブックの常連である仏塔『スーレーパゴダ』を近隣に構える商業施設です。

こちらも鮮やかなミッドナイトブルーのイルミネーション。特別な聖夜の雰囲気を感じます。

中華圏や日本人の観光客が足しげく通う人気レストランであるダウンタウン地区41stの『The Manhattan FISH MARKET』ではエントランスに巨大なクリスマスツリーが。写真を撮ることができませんでしたがスタッフは全員サンタクロースの帽子をかぶっていました。
まとめ
現地にいた筆者の所感としては「あんまり関係ない人の誕生日だけど世界的に有名っぽいから乗っておくかこのブームに」程度のテンションを感じました。
ミャンマーにおけるクリスマスは爆竹が鳴ったり花火が上がったり、全ての飲食店が閉店するほどのイベントではありません。やはり仏教の国。ミャンマー人が暴徒と化すイベント『水かけ祭り』で盛り上がってこそのミャンマーです。